団体名
NPO法人CPAO(大阪子どもの貧困アクショングループ)
設立目的
子育ち(育児)を親だけの責任とせず、多様な人が集うコミュニティの中で、子どもの生活の一部から暮らし丸ごとまで、ニーズに応じてサポートすること。また子どもの変化の効果測定も行い、制度づくりや世論形成といった政策提言とサポート活動とを両輪で展開していくことで、子どもの貧困や虐待をなくすことが活動の目的です。さらに子どもを真に社会全体で育て、すべての子どもが、本来持つチカラを発揮して、心も身体も健やかに育つ社会になることを目指します。
主な活動
2013年5月24日、「もっとおいしいものを食べさせたかった 」という遺書のようなメモを残し発見された、大阪市北区天満での母子変死事件を受け、子どもたちが巻き込まれる「悲劇を繰り返したくない!」と翌日25日から子ども支援関係者と共に活動を始めました。「シングルマザーたち100人がしんどい状況について話しました」の聞き取り調査を行うことで、数多くの精神的にも経済的にも厳しい状況に置かれている親子と出会い、それを契機として、主にシングルマザーの方々を対象に相談事業や行政や司法機関への同行、家事や育児のサポートを行っています。2013年の12月からは月1回の子ども食堂、長期休みごとのキャンプといった自然体験、クリスマスなどのイベント等、場所や対象を変えながら、子どもたちへの機会提供を種々行っています。2014年からは大阪市生野区に拠点を構え、地域の子どもたちのニーズを受け、週3回の食事提供(ごはん会)を行い、四季を通しての自然体験(古民家、里山、山や川や海)も拡充し、地元との連携や保護者(主にシングルマザー)の家族の交流の場を提供してきました。2016年にはごはん会の回数は266回、子ども参加者数は延べ5320人となり、地域の子どもたちの居場所として定着してきています。
活動の特徴は、子どもたちのニーズに応じて展開するスタイルです。
「まずは、ごはん!」として、子どもたちに週3回の安定した食事を提供できるようになると、子どもたちは次第に、「何かもっとやりたい!」という意欲が高まってきました。さらなるニーズに応えるために、くらぶ活動としてピアノや写真、料理、お菓子作り、自然体験(キャンプ、畑、釣り、昆虫育成など)と、様々なことに取り組み、子どもたちに多様な機会を提供してきました。しかし、子どもの成長や発達に不可欠な衣食住、愛情や教育といった基本的な生活がままならない子どもたちにとっては、この様な一時的なプログラムだけではそれらを満たすことはできませんでした。そこからお泊り会やサマーツアー(1週間の共同生活)、年末年始年越しツアー(3泊4日)では、寝食を共にし、規則正しい生活をするといった一般的な生活を送る体験を行ってきました。子どもたちの変化として、「CPAOにおったら平和や。」といった発言など、具体的に暴力・暴言が減るといった、子どもたちに好影響があったことから、実験的に週末農山村留学を取り組み始めています。これらの活動はすべて従来の福祉外の自主事業であるからこそ、多様なニーズに応え、活動を展開できるものと考えています。 
 子どもたちの生活を支える活動とともに、子どもたちを社会全体で育てる仕組みづくり(子育ちの社会化)を構築するため、大学教授や関係機関と連携し、「生野子育ち社会化研究会」を設立しています。2か月に1度会議を開催し、子ども食堂の今後の展開に向けたシンポジウムを行うなど、国や大阪市など行政に対して政策提言ができるよう、調査や研究を行っています。
活動エリア
  • 生野区
  • 大阪市内
  • 府内
  • 関西圏域
代表者名
徳丸ゆき子
連絡担当者名
兼松徹
連絡先
団体所在地
団体種別
NPO 法人
活動分野
  • 子ども
  • 地域活性・まちづくり
設立年月日
2013-5-25
運営情報の開示
関連URL
一言メッセージ