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7月15日、セクシャルマイノリティの人々を支援する団体『Life hospitality management service』が主催となり、LGBTの人を対象としたメイクアップ体験会が住吉区で行われました。

「私自身も、初めてメイクをしたときはとても緊張しました。誰にも聞くことができず、大変だったのです。」と話すのは、代表の山崎あおいさん。山崎さんは、男性として生まれましたが、幼稚園のときから、心の性との違和感に苦悩し続けてきました。進学、就職、様々な場面で生きづらさを感じながらも、女性として生きることを決意。その経験をもとに、セクシャルマイノリティの人々を支援しています。
     
LGBTの人たちがメイクをしたくても、ひとりでは勇気が出ない、仕方がわからない。山崎さんたちの悩みに応えたのが、普段は高齢者施設等で活動し、輝くメイクで元気を届ける『福祉ハートフルケアさんりんしゃ』です。「メイクは、自分を変える一つの手段、自分らしく生きるためのきっかけなんです。」と話すのは、さんりんしゃ代表の金海智子さん。その言葉の通り、開始時は緊張していた参加者も、メイクが仕上がる過程で、どんどん笑顔に。メイク後は、お気に入りの服を着て写真を撮りあう姿も見られました。
    
参加者の多くは、ずっと偏見の目に苦しめられてきました。「婦人服の売り場にいるだけで、好奇の目で見られて傷ついた。」「好きな服を着るだけで「変態」と呼ばれた…。」明るい色のメイクをされ、とっておきの花柄のスカートを履いたAさんは、「今日は初めて、自分の好きな服を着て、外出をしようと決めてきました。」と話します。中には、2時間以上かけて他府県から来た人もいました。

誰もがありのままでいられる社会を目指して、自分たちができることをする。そんな二つの団体がつながることで、新たな輝きが生まれたのです。