イケてる!市民活動★ミニレポート内容

11月、大阪市立桑津小学校(東住吉区)の多目的室で4年生から6年生を対象に、第5回こども防災リーダー養成講座が行われました。

これは、子どもたちが非常食や寝床を用意し、新聞紙スリッパなど災害時に役に立つ知識を学び、災害に備えるプログラムです。特定非営利活動法人ハートフレンドと桑津地域青少年指導員協議会、桑津小学校はぐくみネットが主催し、子どもが59人、地域役員など大人を合わせて約80人が参加しました。

 

4消防士

 

1週間前の説明会では、子どもたちに「持ち物は自由。災害の時に自分のため、人のためになるものを考えてもってきてください」と同法人の代表理事徳谷章子さんは伝えています。

毎年、恒例の「荷物自慢大会」では、過去に「エレキギターをもってきたい」いう6年生の男の子がいました。「避難所は悲しんでいる人が多い。僕は、ギターを習い始めたから弾いてあげたい」と普段は人前に立つことが苦手な彼が、みんなの前で堂々と“ゲゲゲの鬼太郎”を演奏し、拍手喝采を浴びました。1回目の参加で初級、2回目で中級、3回目は上級の修了証書を受け取ります。「夜は、ひそひそ話もできるし、リーダーになれる。おもしろそう」とワクワク・ドキドキ感が子どもたちを惹きつけます。

 

表紙差し替え

 

この講座を受講した小学生が、中学生になり“中学生防災ジュニア・リーダークラブ”として活動をしています。彼らはプログラムの骨組みを考え、当日の運営に関わりました。「寝床づくりで、ゆっくり考える時間をとりたい。少しでも避難所で快適に過ごせるようにみんなで話がしたい」とメンバーから提案がありました。避難所には、赤ちゃん、高齢者、病気の人、障がいのある人などいろんな人がいます。どうやって寝ると居心地がよいか意見交換するワークショップは中学生が進行役を務めました。

 

「自分で考えて、創造力を働かせなければ、命は守れません」と徳谷さん。大人が教え込まず、気づきを学びにすることを大切にしています。