イケてる!市民活動★ミニレポート内容

ありのままの自分で居られる所、ホッと安心できる所、楽しい気分になれる所・・・。そんな場所を子どもたちに提供する活動を続けているボランティアグループがあります。

 

子どもの中には、なかなか学校になじめない、友だちと上手く付き合えない、放課後をどう過ごせばいいかわからない、そんな子どもたちがいます。

安心して楽しく、そして自分らしく過ごせる居場所があったらいいな。子どもにとって、もっとありのままの自分で居られる場所をつくりたいとの思いから、2010(平成22)年10月、阿倍野区内にボランティアグループ「スペースゆう」が誕生しました。不登校児や軽度発達障がい児を支援するとともに、保護者の負担が少しでも軽くなればと、親の会なども開いています。

 

スペースゆう(ウェブ用)

 

「一口に〝学校に行かない〞と言っても、その理由は様々です。スタッフ全員が子どもたち一人ひとりに寄り添い、〝今のままの自分でいいよ〞と受け入れることで、自然と信頼関係が生まれます」と代表の中室さんは話します。今年1月からは毎週2回、水曜日あべのボランティア活動センターで、金曜日には桃ヶ池公園市民活動センターで、近隣の小・中・高校生を対象に居場所づくりを続けています。

 

春にはお花見やうどん作り、夏には流しそうめんやバーベキュー大会と様々なイベントを企画しています。1月には「スペースゆうの屋台村」が開かれ、スーパーボールすくいや綿菓子などの7つのコーナーを子どもたちがたちが楽しくまわり、地域との交流が行われました。大きなイベントでは、ボランティアや以前に「スペースゆう」に通った子どもたちも来て手伝っています。

 

最近では不登校児や発達障がい児などへの理解が進んで来ましたが、簡単に解決できる問題ではありません。今後も世の中の意識を変えていくために地域や学校、行政との連携が更に必要だとメンバーは感じています。中室さんは「これからも地域との交流を図り、参加者の皆さんがホッとできる、安心と信頼の居場所づくりをめざします」と力強く話しました。