8月2日から10日までの間、大阪シティ信用金庫の創立90周年記念事業として、同金庫南田辺支店でロビー展が行われ、親と暮らせない子どもを支援するNPO法人子どもデザイン教室の子どもたちによる絵本の原画展や、大阪市で取り組む里親制度や児童養護施設等の紹介を通じ、子どもの貧困問題の啓発に取り組みました。

 

同金庫は、地域に根ざした金融機関として、地域貢献に力を入れており、行政と顔の見える関係づくりを行うことで、地域のイベントへの協力や、生活保護世帯の就労支援、見守り活動の協力など、行政と企業それぞれのネットワークを活かした様々な取り組みを各区で行っています。しかし、これまでに行政と連携して名産品のPRなどを行うことはあっても、NPOの紹介を行うのは今回が初めてとのことでした。

 

総務部課長の吉成さんは、「今回の取り組みを通して、私たち自身も、支援の必要な子どもたちのことや、里親制度についての理解が深まりました」と話します。新聞やテレビで子どもの抱える課題について耳にすることはあっても、なかなか具体的なイメージにつながらなかったとのこと。「金融機関は、多くの人が利用する場所です。私たちと同じように、日頃はNPOや福祉に関わりのない人たちにも、活動を知ってもらえるきっかけになれば」と。

 

同金庫が地域貢献を志す原点にあるのは、「まちを元気にしたいという思い」であると吉成さんは言います。このような取り組みは、企業にとってもメリットになるのだと。「社員一人ひとりが社会のニーズを捉える意識を持ってほしい。それが新たなアイデアに繋がるはず。」

今回の取り組みを見た職員たちから声があがることも期待しており、今後、このような取り組みを、他の支店にも広げていきたいとのことでした。

子どもデザイン教室ロビー展002