企業×市民活動 コラボのススメ内容

10月25日、福島区ボランティア・市民活動センターが、企業・NPO交流会in Fukushimaを開催しました。「災害時に企業や団体ができることは?」をテーマに、会場の株式会社ベルコ ロイヤルシティホール野田には、15の企業や団体から22人が集まりました。

 

福島交流会②

 

第1部では、平成28年4月の熊本地震で被災し、災害ボランティアセンターの副センター長として、被災者支援やボランティア調整に携わった熊本市社会福祉協議会の宮原栄志さんが、熊本市の被害状況や災害ボランティアセンターの様子を話しました。地震発生後も4,000回以上の余震が続き不安から車中泊をする避難者が多かったことや、被災者の置かれている状況が刻々と変化し、ボランティアの役割や活動内容も様々であったと宮原さん。

 

最も強調されたのは、ボランティアや災害ボランティアセンターに対する支援の必要性でした。多くのボランティアが活動する中で、より安全により安心して活動をするための支援を、企業などに求めたのです。

熱中症にならないための水分補給や日焼け止め、疲れを癒す甘い菓子や入浴施設の利用、仮設住宅でのサロン活動に必要なコーヒーメーカーなどを、熊本県内外の企業に呼びかけ多くの協力を得ました。企業は被災地を支援するボランティアのため、商品やサンプル品を提供し、ボランティアはそれを活用する。「被災地で食べたもの、使ったものは忘れない」とボランティアも感謝し、災害ボランティアセンターも企業へのお礼や発信を欠かしませんでした。

「ボランティア、企業、災害ボランティアセンターが協力し被災者を支援しながら、その三者にとっても良い関係、良い取り組みとなる[TRIPLE WIN]を意識しました」と宮原さんは力強く話します。

 

第2部では、災害時に必要な支援を考えるワークショップを行い、参加者からは「被災者だけでなくボランティアを支える支援も必要だとわかった」「企業がもつ強みを活かして協力できることを考えたい」といった意見が出されました。

 

 

企業やNPOなど様々な団体が、日頃からつながりを持つことが、災害時にとっても大切だということを、改めて確認する交流会となりました。