大阪市の死因別割合では、男性では昭和50年から、女性では昭和60年から、死因の第1位が悪性新生物(がん)になっています。平成27年のデータでは、30.2%の人ががんで亡くなっています。早期発見、早期治療のため、早期検査つまり「がん検診」の受診が重要です。

 

しかし、政令指定都市別にみたがん検診の実施状況(平成28年度地域保健・健康増進事業報告/厚生労働省)では、大阪市の肺がん検診の受診率は2.8%で15位、乳がん検診に至っては受診率9.2%で全政令指定都市の中で最も低い順位となっています。

 

そこで、大阪市では、ある一定の年齢に達した方を対象とした「大阪市がん検診推進事業」や、啓発のためのセミナー開催などの取組をしています。

また、NPOなどの市民活動団体が、治療の参考となる情報の提供、体験者が集う場の提供、患者や家族の支援など、さまざまな「がん」に関する活動をしています。

 

絶対にがんにならないという予防法はありません。がんは今や早期治療で治る病気ではありますが、それでも暮らしの中で様々な不安や痛みを抱えることになります。診断された方やそのご家族が病気を正しく理解したうえで治療に臨めるよう、私たちひとりひとりの意識を高めていきませんか?

 

【参考】

がん検診を受けましょう(大阪市ホームページ)

http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000017670.html

 

平成28年度地域保健・健康増進事業報告(厚生労働省)

http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/32-19.html