- 団体名
- 一般社団法人 歩っとこもんず
- 設立目的
- 【法人定款 一部抜粋】
(名称)
第1条
当法人は、一般社団法人歩っとこもんずと称する。
(目的)
第2条
当法人の目的は、地域住民の共有地(=コモンズ)や仲間と共に歩くことを活用することで、少子高齢者社会における地域住民のウェルビーイング(=主観的幸福度)の向上や健康寿命の延伸に寄与し、100歳まで歩いて暮らすことのできる地域づくりの実現を目指すことであり、その目的に資するため、次の事業を行う。
1.健康寿命の延伸およびウェルビーイングの向上に関する、知識、技術に関する講座の運営及びその検定の実施
2.健康寿命の延伸およびウェルビーイングの向上を実現するための地域イベントの提供
3.健康寿命の延伸およびウェルビーイングの向上に関する、知識、技術を提供する講師に関する民間資格制度の制定及びその付与
4.健康、幸せに関するセミナー・勉強会・相談会の実施
5.地域に関する情報の紹介、提供
6.前各号に附帯又は関連する事業
設立時代表理事 石原政洋
設立時理事 板矢悠佑
【法人設立前旧任意団体 100歳まで歩いて通えるお寺プロジェクト】(100PJ)
【理念】
ひと昔前、地域のお寺は信仰の場であったことは言うまでありませんが、寺子屋としての学びの場や身近な悩みを相談できる場など様々な役割を担っていました。つまり、かつてのお寺は「老若男女を問わず誰もが自由に行き来できる共有地(コモンズ)」でした。
一方で、生野区幸教寺へ来られた地域住民19名を対象にアンケート調査(2021年)したところ、地域にあるお寺のイメージは、お葬式が最も多く34.4%、次いで法事が31.4%でした。つまり、地域住民にとって現代のお寺は、儀式、儀礼のための場所であり、ご門徒様に限定された閉鎖的なコミュニティーであることが考えらました。
そこで、幸教寺では、お寺本来の役割であった地域住民の共有地(コモンズ)を再興することを目的に取り組みを始めることとなりました。
幸教寺での活動のテーマは、「健康寿命の延伸」としました。
「健康寿命の延伸」は、超高齢化社会において、老若男女を問わず全ての人々にとって普遍的なテーマです。また、コモンズというお寺の強みを活かした取り組みとして、ふさわしいテーマと考えました。
「健康寿命の延伸」をテーマに活動することにより、誰もがココロとカラダがより良い状態となり、今この瞬間の自分を大切にでき、その結果、生まれた心の余裕を他者へお裾分けでき、そして、より前向きな人生観あるいは死生観を抱くことができる機会を創出しています。
【指針】
「健康寿命の延伸」させるためには、ココロもカラダもより良い状態で他者との繋がりを感じられること(Well-Being/幸福/しあわせな状態)が重要です。
しかしながら、年齢を重ねるごとにココロもカラダも衰え、他者との繋がりが希薄になり、孤独感を抱いたり社会的に孤立する可能性があります。
そこで、幸教寺を訪れる全ての人がどんな悩みでも相談できるココロへの施しと、衰え始めたカラダへの施し、そして人との繋がりを後押しすることをコンセプトに「ココカラ相談所」「ココカラYOGA」「まちの保健室」からなる「100歳まで歩いて通えるお寺プロジェクト」を2021年4月から開始しました。
【これまでの実績】
2022年5月、生野区民センターにて「歩くことで変わるココロとカラダそして街」を自主開催。
同年10月、活動の場を幸教寺だけではなく地域へと広める為に地域団体と共同イベントを実践。
2023年1月プロジェクト参加者述べ100名越。
同月第7回大阪府健康づくりアワード地域部門優秀賞受賞。
2024年10月、一般社団法人「歩っとこもんず」設立
【メディア】
・2022年3月他力本願.net取材協力
・同年11月浄土宗大蓮寺内おてら終活看仏連携スピンオフ企画「お寺のコミュニティケア入門!~withコロナ社会と、3つのチャレンジ」プロジェクト事例紹介
・同年月刊『Nursing BUSINESS』掲載
・同年12月24日読売新聞夕刊にて100PJ取材
・2024年10月大阪市ボランティア市民活動情報誌『COMBO』掲載
・2025年1月代表理事共著『親身に寄り添ってくれる十一人の僧侶図鑑』Rasisa出版にて活動掲載
- 主な活動
- 【ココカラ相談所】
理学療法士と僧侶が幸教寺本堂を借りて実践しております。
・何故、お寺なのか?
ひと昔前、お寺は地域の人々の信仰の場でした。それは、寺子屋という学びの場や身近な悩みを相談できる場など様々な役割を担っていたことが歴史的に裏付けられます。
このことから、お寺は「老若男女を問わず誰もが自由に行き来できる共有地(コモンズ)」であったと考えています。
ただ、地域住民にとって現在のお寺は、儀式、儀礼のための場所であり、信者に限定された閉鎖的なコミュニティーのイメージが強いように思います。
そこで、お寺本来の役割であった地域住民の共有地(コモンズ)を再興することを目的に「健康寿命の延伸」をテーマにした取り組みを2021年から始めております。
2023年1月には【第7回大阪府健康づくりアワード地域部門優秀賞】を受賞いたしました。
超高齢化社会といわれる現代において、「健康寿命の延伸」は、老若男女を問わず全ての人々にとって普遍的なテーマです。
お寺で「健康寿命の延伸」をテーマに活動することにより、誰もが今この瞬間の自分を大切にでき、その結果、生まれた心の余裕を他者へお裾分けでき、より前向きな死生観あるいは人生観を抱くことができる(ウェルビーイングな状態)機会を創出しています。
【活動内容】
・健康寿命延伸の活動
1.自身の年齢における筋力の平均値を知るための筋力測定(握力測定等)
2.理学療法士と僧侶による体の不調や日常生活におけるお悩み相談
3.100歳まで歩いて暮らせるまちづくりを実践する為の仲間集め及び情報交換
・地域活性化と孤立防止の活動
1.地域サロン的な機能としてのお茶会
2.歩くことを楽しむためのイベント企画「まち歩き」
3.まちを歩きながら食材を集めて皆で食べる「まち歩き食堂」
※「まち歩き食堂」はフレイル予防を兼ねています。
フレイルとは、病気や老化によって心身の活力や生活機能が低下し、介護が必要になりやすい状態を指し、次のような特徴があります。
1.体重減少や筋力低下などの身体的な変化
2.気力の低下などの精神的な変化
3.孤独や閉じこもり、経済的な困窮などの社会的要素
フレイルは、早期に介入して対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性があります。
フレイル対策の3つの柱は、栄養(食・口腔)、運動、社会参加です。
・その他
1.まちづくり協議会(地域活動協議会)とのコラボイベントにおける生野区内まち歩き企画、実践サポート、正しい歩き方講座などもしております。
・【ココカラYOGA】
ストレッチヨガとおしゃべりを皆んなでしませんか?
ヨガと聞くと無理なポーズをするイメージ、あるいは「体の硬い自分には無理」というイメージがあるかもしれませんが、このココカラYOGAはストレッチをベースに作られていますので、体の硬い方や運動習慣のない方にこそむしろ経験していただきたいと思います。
体が硬い状態が続くと、、、?
血流が悪くなることによって、血管の詰まったり、筋肉が硬直し凝りの原因となったりして慢性的な痛みが生じます。
そうなる前にやってみませんか?
既に痛みのある方は無理をせず様子を見ながらゆっくりやってみましょう。
ストレッチをすることにより血流がよくなり筋肉の凝りが解消されます。
初めての方でも大丈夫!
周りの目を気にする必要はありません。
何故なら、ヨガスタジオじゃないからからです。
予約制ですが、YOGAの後には皆でお茶などをして楽しんでいます。
まずは健康への第一歩。
インストラクターは身体の健康に関するスペシャリスト。
大阪産業大学大学院人間環境学研究科人間環境学専攻博士課程在学中の
嶋田 愛(しまだあい)先生
ご参加お待ちしております。
・1コマ 約45分間
・参加費(現金のみ) ¥500
・持ち物
動きやすい服装・フェイスタオル2枚(汗拭き用とヨガ用)ヨガマットあり。
【ご予約】
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSe2jrjf9FJE64.../viewform
- 活動地域
- 生野区
- 代表者名
- 石原政洋
- 連絡担当者名
- 石原政洋
- 連絡先
-
- 電話番号:06-6741-8853
- メールアドレス:hot_commons@outlook.jp
- お問合せフォーム:hot_commons@outlook.jp
- 団体所在地
- 大阪市生野区中川西2-16-7
- 団体種別
- 一般社団法人
- 活動分野
- 高齢者
- 子ども
- 健康づくり・医療
- 地域活性・まちづくり
- 設立年月日
- 2021年4月1日
- 運営情報の開示
- 関連URL
主な表彰歴
- 第七回大阪府健康づくりアワード地域部門 優秀賞受賞
- 一言メッセージ
- お寺から2021年に任意団体として発足し2023年10月に法人化しました。
社会的処方の実践と検証を理学療法士と共にしています。
活動に関しましては主にSNSなどを通じて発信しています。
社会的な孤立を防ぎ、医療者と患者を診療所以外で結びつけ予防に取り組んでいます。