イケてる!市民活動★ミニレポート内容

鶴見区シニアボランティア アグリ×鶴見区社会福祉協議会

鶴見区で活動している“鶴見区シニアボランティア アグリ(以下「アグリ」という)”は、男性のみで畑を手入れし、完成した野菜を子ども食堂や鶴見区食生活改善推進員協議会(ヘルスメイト)の活動に無償で提供している団体です。代表の龍神正則さんと鶴見区社会福祉協議会(以下「鶴見区社協」という)の安藤美希さんにお話を伺いました。

 

たくさんの協力を得てできた畑で作られる野菜とは

アグリの共同菜園が始まったのは、2年前にJA大阪市の協力のもと開催された男性シニア共同菜園ボランティア講座からです。鶴見区社協が窓口となり、住み慣れた地域で何か役に立ちたいという人たちが集まり、最初は約10人で活動していました。定年後の男性高齢者の居場所づくりが課題に上がり、積極的に参加する男性が少ない中、現在3年目に入り13人と少しずつ増えています。土地については、地域住民の方に共同菜園の構想について相談し、所有されていた休耕地を快く提供していただきました。さらに、水道が通っていなかったのを、隣の畑の所有者が井戸水をくんでくれたり、鶴見緑地の乗馬苑から、肥料として馬糞を提供していただいたりと、様々な人の協力を得て立ち上げることのできた活動です。

畑

野菜は、できる限り無農薬を心がけていること、また、新鮮なうちに提供できることが強みで、子ども食堂などへ、提供する2日前に収穫します。毎日水やりを当番制で行い、毎週木曜日は定例ミーティングや作業をしています。この日は、白菜やキャベツなどの野菜の苗を植えました。活動中はみんなで「ここの水やりやった?」や「いい感じに育ってきたね」などコミュニケーションをとり、とても賑やか。活動に関しては共同菜園なので「みんなでコミュニケーションをとり、みんなで相談し、みんなで野菜を作る。」ことを安藤さんは大切にしています。植え方や耕し方についてお互いアドバイスをするなど、良い雰囲気で作業が進んでいきます。活動を継続するにあたって、龍神さんは「チームワークが大切。情報交換の場となり、会話が自然と弾むことが続ける秘訣」だと話します。

 

枝豆の収穫収穫左

ある日の枝豆の収穫作業

 

男性ならではの課題から始まった共同菜園の今後は?

「活動に参加するきっかけは『男性だけなら行こかな』『講座を聞いてやってみたくなった』『家から近い』と様々です。自分のためにするのではなく、野菜を提供することで『ありがとう。美味しかった』などの言葉をいただけることに励み・やりがいを感じてもらえる活動です。特に男性の方はフルタイムで働いてきたので、地域とのつながりが少ない方もおられます。そういった方にも、地域でふれあい楽しく過ごせる居場所になればと思います。」と安藤さん。

今後は「色々な野菜にチャレンジしていきたい。」と龍神さん。なるべく年中提供できるように工夫し、みなさんに笑顔をお届けするアグリの活動に今後も期待です。

集合写真

(記事作成:大阪市社会福祉協議会)