市民活動ワクワクレポート内容

住之江区での地域貢献のきっかけ

大阪市住之江区に本社を置く㈱ロゴスコーポレーション(以下:「LOGOS」という)は、創業90年、テントやクッカー(キャンプ料理の鍋)をはじめ、アウトドア用品の開発・販売で全国的に有名な会社です。LOGOSの本社にお邪魔して、地域でのイベント参加や貢献活動について、総務課の佐々岡さんにお話を伺いました。

平成26年頃普段の仕事をしながらも、地元地域の方との交流や地域活動等で貢献できないかと考えていたところ、住之江区の企業・NPO・学校地域交流会を知り、さっそく参加。そこで様々な地域貢献活動をしている他の企業や団体と出会いました。子ども会活動を活性化させたい「さざんか太陽の町協議会」の若手活動者のプレゼンを聴き、その熱い想いに大変共感されたそうです。そして、地域・企業・NPO・Shion(前身:大阪市音楽団)等の団体などによる「協働」の地域活性のイベント企画実行委員会に合流しました。

 

 “サマーミュージックフェスティバルin太陽”への参画

平成27年8月22日に南港ポートタウン太陽のまち公園で開催された“サマーミュージックフェスティバルin太陽”では、LOGOSは親子などの交流スペースを担当。来場した住民の方に休んでもらえるよう、自主製品のテントを設営。さらに、マーカーで落書きができる大きな天板の落書き用テーブルを用意し、地元の大学生ボランティアが、子どもたちのサポーターとして協力しました。

また、この年の11月1日には“サマーミュージックフェスティバルin太陽”のつながりから、ATC(アジア太平洋トレードセンター)等で開催された、地域活性化プロジェクトのメインイベントである「こどもフェスタ」では、太陽の子どもの会の出店に協力し、手作りバームクーヘンと焼マシュマロを販売しました。その他の地域にもウォークラリーをはじめ、様々なイベント等で協力しています。

 

永く貢献活動を続けるコツは得意分野を活かすことと社内の理解

佐々岡さんを中心とした住之江区でのLOGOSの地元地域貢献活動は、今年で6年目。ここまで、継続して参加できたのは、「急がず無理せず、得意分野で参加してきたから。そして何より時間をかけて社内で話し合ったスタッフの理解と協力のおかげです。」と、微笑みながら佐々岡さんは語ってくださいました。

(記事作成:大阪市社会福祉協議会)