コラボ事例もいっぱい!市民活動ワクワクレポート内容

泉尾東地域まちづくり実行委員会の皆さま

 

町会、社会福祉協議会、民生委員会、女性会、子ども会、青少年指導員、PTAなど地域諸団体で構成された泉尾東地域まちづくり実行委員会。

そのポリシーは、泉尾東地域を【太い絆で明るいまち】にしていくために、地域のさまざまな団体と連携・協力し、より多くの人が積極的に企画に参加できるよう協議し、活動していくこと。そんな泉尾東地域まちづくり実行委員会が中心となり、地域に住む人たちをつなぐプロジェクトとして新たにスタートした「泉尾東e回覧」。

主要メンバーの皆さんから、お話を伺いました。

 

地域活動をSNSで発信する電子回覧板にチャレンジ!

 

最近新たに始められた取り組みについてお聞かせください

 

地域活動や地域の情報などを、より多くの人に、タイムリーに、伝えるため、電子回覧板に新たにチャレンジしました。

現在はLINE、Instagram、Facebookで運用しています。「泉尾東e回覧」のメリットは、ほかの地域にお引越しされた方や、紙の回覧板をほぼ見ることがない若者へも情報を発信できる点です。

さらに泉尾東地域外、他の区や府外に住んでおられる方にもひらかれた媒体です。

特にInstagramは写真がメインなので、従来の回覧板よりも見やすく、操作を覚えれば、幅広い世代の人に受け入れられやすいメリットがあると思います。

 

地域に関心を持ち、地域活動に参加する方が増えれば…

 

活動を始めたきっかけは?

 

「回覧板をオンラインでやってみたら面白いんじゃない?」という、地域の方からのご意見がきっかけです。

その時、ちょうど地域の方々から愛されている会館の建て替え工事が計画されていました。

ご寄付もいただいており、工事の進捗状況を写真付きで皆さんにお届けできたら…という思いがあったのです。

これをきっかけに、地域に関心を持ち、地域活動に参加する方が増えればいいなぁ…という気持ちもあります。でも紙の回覧板を完全になくしてしまうと、SNSになじみのない方が取り残されてしまうので、大事なお知らせはこれまで通り、紙の回覧板でも発信しています。

 

泉尾東e観覧版

 

18の地域事業を通じて得た住民との出会い、事業サポートをしてくれた方々とのつながりが有利に働き、「泉尾東e回覧」が実現

 

「泉尾東e回覧」実現までのプロセスは?

 

<ステップ1> 「SNS運営委員会」を結成、情報収集・情報交換を実施

PTA、広報用の新聞を作っている広報委員会スタッフなど若い方にSNS運営委員会メンバーに加わっていただきました。

「宿題カフェ」など子ども向けの活動をやり続けてきたおかげで、つながりのある若者、保護者の層は厚くなっています。

このつながりが有利に働きました。若者の考え方には若者が共感しやすい。「SNS運営委員会」は、若者に興味を持ってもらうためにはどんな投稿をすればいいのか、貴重な意見を知ることのできる機会となっています。

 

<ステップ2> 大正区まちづくりセンターにSNS勉強会を開いてもらう

大正区まちづくりセンターにお願いし、アカウントの開設の仕方や、オンラインの運営の仕方を、4回にわたって教えていただきました。SNS運営委員会のメンバーの中にはSNSになじみがない人もいましたが、この講習のおかげでしっかりと使えるようになりました。

泉尾東e回覧をスムーズに始められ、うまく運用できているのはこの勉強会のおかげです。

 

<ステップ3> SNSアカウントを開設・投稿

会館建て替えの様子や地域の清掃活動などの地域活動を発信しました。

投稿する文章や写真は、SNS運営委員会のグループLINEで合意をとってから投稿しています。このおかげでトラブルもなく、順調に運営できています。

 

泉尾東e回覧開設から約3か月。早くも成果が表れる!

 

反響・成果は?

 

会館建て替え工事が進んでいる様子を見ることができる、と評判になりました。また、工事が終わり、引っ越しをするときにe回覧でお手伝いしてくれる人を募集したところ、e回覧を見たという人がお手伝いに来てくださいました。

ほかの地域の方からも反響があります。登録者数はまだまだ少ないですが、少しずつ地域外の方や若者にも浸透していると思います。

 

もっと多くの方に知ってもらうために…

 

今後の目標は?

 

まずは、登録者数を増やしたいです。

宿題カフェなど、今あるつながりを活かして、保護者の方にももっと積極的に広報したいと考えています。それにはPTA主要メンバーのサポートが不可欠ですね。

また、なるべく頻繁に投稿したいと考えていますが、現在はコロナウイルスの影響で実施できる行事が少なく、あまり更新できていません。だからメンバーが、趣味で千島公園の花壇や今年の初日の出を撮影したものを掲載する等、ネタが途切れない工夫をしています。

ちょっとした些細な情報も共有できる、この泉尾東地域まちづくり実行委員会の風通しの良さを活かして、今後も積極的に情報を発信し、地域の活性化に貢献していきたいです。

 

泉尾東地域まちづくり実行委員会は、地域内の様々な団体が連携しながら活動を続けています。これまでの取組の一部について、こちらでも紹介していますので、ぜひご覧ください。

https://kyodo-portal.city.osaka.jp/case/24000003356/

 

取材・執筆:高木 莉奈(NPO法人わかもの国際支援協会)