みんなの活動報告内容

〜アソシエイツサロン・コニファーへの派遣のご紹介〜

アソシエイツサロン・コニファー(以下コニファー)は、大阪市大正区で「人と人がつながる機会をつくり、根っこで大きくつながるコミュニティをめざして」活動してきた団体です。活動を始めてから10年以上経ち、あらためて団体がもつ資源やスキルを棚卸しし、今後の活動を考えていくための話し合いをファシリテートしてほしいと支援のお申し込みがありました。

コニファーへの地域公共人材の派遣は、2018(平成30)年から3年ぶり2回目。3年前の派遣にも参加した岡田裕さんをリーダーとして、広報に強い京里美さん、地元大正区在住の近藤美念子さんの3人を派遣しました。緊急事態宣言中は対面の派遣を見合わせており、派遣開始まで約半年のブランクがありましたが、オンラインを活用しながら、足かけ5ヵ月、全6回の派遣を実施しました。

 

【派遣概要】

派遣先団体名:アソシエイツサロン・コニファー

派遣人材:13-023 岡田 裕

15-017 京 里美

16-008 近藤 美念子

派遣回数:6回(事前打ち合わせを含む。2021年9月~2022年1月)

支援内容:団体のミッションや事業趣旨を明確にし、広報リーフレットを企画する

 

第1回 2021年9月17日 ヒアリング①(リーダー中心に)

第2回 2021年10月16日 ヒアリング②(メンバー中心に)

1回目と2回目はzoomによるオンライン派遣で、コニファーからのヒアリングを実施しました。代表の岸本さんからは「大正区が好き。住民同士の交流からまちの課題が解決できれば」という、コニファーの活動の原点になる思いを聞くことができました。メンバーからもコニファーに参加する思いを聞き取り、さらに人材が問いかけて深めていった結果、「熱意を持ったメンバーが集まっているものの、グループとして会議で話し合ったりまとめたりすることが苦手で、外向けにコニファーの活動をうまく説明できていない」という課題が見えてきました。

人材からは、「コニファーを誰かに説明するならどのように伝えるか?」「コニファーで何をしたいか?」を一人ひとりが文章にするという宿題が出されました。

 

コニファー派遣1

大正区コミュニティセンターでの
派遣の様子

 

第3回 11月19日 アピールポイントの整理

第3回目は会議室で、初めて顔を合わせての派遣ができました。

宿題で浮かび上がってきたメンバーで共有されているコニファーのイメージは、「根っこでつながっている」「居場所づくり」「交流」などで、人材はこれらを整理し、出てきた声をフィードバックしながらファシリテートを進めました。

イベントちらしなど、過去に作ってきた広報物やちらしが「受け手にどのように伝わるか」も、第三者の客観的な視点からコメントし、1回目と2回目のヒアリングで聞き取った「コニファーの3本柱」を整理していきました。

メンバーからは、「今までわからなかったことが見えてきた」という声があり、団体として広報で伝えるべきポイントをまとめていきました。

 

第4回 12月17日 リーフレットの企画①構成

第5回 1月23日 リーフレットの企画②ブラッシュアップ

3回の派遣を経て、メンバーで話し合いをし、団体を紹介するリーフレットの原案を作ってみることになりました。コニファーの原案に人材がアドバイスをして派遣は終了の予定だったのですが、第4回までに話し合う時間がもてず、「代表が一人で考えてまとめた」案が提出されました。広報企画をつくるにあたって、団体内の意思疎通やコミュニケーションに課題があることが浮き彫りになった終了間際、メンバーから「もう1回、お願いします」の声が出たのです。予備としていた第5回派遣を追加して実施することになりました。

そして、第5回までの約1カ月の年末年始、主要メンバーは何度も話し合いを重ね、「みんなで話し合った成果」としてのリーフレット改定案が出来上がりました。

最終回となった第5回で、コニファーから、「話し合いを重ねたことで、みんなが自分事として活動を考えるようになり、きずなができた」と経過が報告されました。「一人の力では見えないことが、みんなの力で実現したことは、リーフレットの完成よりも大きな成果」と人材がコメントし、代表の岸本さんも「これからは、みんなで一緒に考えて、楽しみながらやっていきたい」と応えました。

支援のプロセスの中で、団体自身が課題を自覚し、エンパワーされた派遣になりました。

 

コニファー派遣2

コニファーを紹介するパンフレットの案を説明する中森さん

 

コニファー派遣3

最終回。コニファーの活動をどう伝えていくかを整理する話し合い

 

「チームで取り組む活動の楽しさを実感することができました」

~コニファー 代表岸本美津子さんの感想~

メンバー同士の結束が強まりました。派遣を通して、活動内容や思いをどう言葉にしていくのか、とても勉強になりました。話し合ってブラッシュアップしていく面白さをメンバーで実感することができ、楽しい気持ちで終えることができました。人材の皆さんが、当団体の事を深く考えてくださったことが、私たちの成長につながったと思います。

 

地域公共人材は、団体が抱える課題や困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。

私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。

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団体名:大阪市市民局区政支援室地域力担当地域連携グループ(地域公共人材バンク)