みんなの活動報告内容

こんにちは、市民局ダイバーシティ推進室人権企画課です。

 

令和7年9月27日(土)、港区磯路会館老人憩の家で開催されている「いそじ~らんど(居場所づくり事業)」で、大阪弁天町台湾華語教室の陳洳豔(チン・ジョエン)校長をお招きし、親子約30名を対象に「台湾と日本の中秋節文化体験イベント」が開催されました。

磯路地域活動協議会主催のこのイベントの参加者の中には、日本の子どもたちだけでなく、中国、台湾、ベトナム出身の子どもたちもおり、多文化が交わるとても国際的な雰囲気でした。

陳校長は、日本のお月見文化が唐の時代に中国から伝わり、平安時代を経て日本に根づき、秋の収穫を感謝する行事として発展してきたことを分かりやすく説明しました。お月見団子を食べる風習もその一つです。

一方、台湾の中秋節といえば「月餅」と「バーベキュー」が特徴です。陳校長は台湾での賑やかなバーベキュー文化の映像を紹介し、さらに台湾ならではの多彩な月餅を披露しました。

後半は、待ちに待った月餅づくり。参加者の一人は「友人から月餅をもらったことはあるけれど、自分で作るのは初めて!」と子どもと一緒に挑戦。型から抜き出された月餅はどれも可愛らしく、会場は笑顔と歓声でいっぱいになりました。

できたての月餅を味わい、参加者たちは台湾と日本のお月見文化の違いを肌で感じ、国を越えた共通点や多様性の豊かさを再発見しました。今回のイベントを通じて、地域に根ざした「多文化交流」の大切さを実感できました!

団体名:大阪市市民局ダイバーシティ推進室人権企画課(多文化共生)

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