企業×市民活動 コラボのススメ内容

東洋きもの専門学校×1000ピースプロジェクト

旭区千林商店街および付近の野外イベント会場で開催された“第2回「#キモノミテ」”。「きものを身近に感じてもらう」をコンセプトに、従来の着方から、下駄をブーツにしたり着丈を短くしたり自由にきものを着て、商店街を歩いたり、写真を撮ったりしてきものに触れ、きものを身近に感じてもらうイベントがありました。今回は学校法人東洋学園副理事長の小寺秀治さんと東洋きもの専門学校教頭の伊藤信子さんにお話を伺いました。

 

副代表 かまださん

学校法人東洋学園副理事長の小寺秀治さん

 

商店街をきものを着た人でいっぱいにしたい小寺さんが手を組んだのは!?

小寺さんが副理事長を務める学校法人東洋学園グループは、東洋きもの専門学校をはじめ、長尾谷高等学校、近畿情報高等専修学校、東洋学園高等専修学校、ユービック情報専門学校があり、グループ全体で約3000名の学生・生徒が通ってます。

このイベントが始まったきっかけは、小寺さんが東洋きもの専門学校の近くにある大阪千林商店街を、きものでいっぱいにしたいと考えていたところ、千林界隈の暮らしをもっと楽しくするために、住民目線で町の魅力を見つけ、発信する団体である1000ピースプロジェクトと考えが一致したことがきっかけです。東洋きもの専門学校は当日のコーディネートや着付けの担当をし、1000ピースプロジェクトは商店街への声かけやSNS等での周知をしました。

当日は家族やカップル、年齢を問わず、きものに身を包んだ人たちがたくさんいました。外国からの参加者も多数いました。きものの着方も人それぞれで、従来の着方の人もいれば、自分の個性を全面的にだして独自の着こなしている参加者もいて大盛況でした。商店街内ではおしゃれなきもので自撮りができるスペースがあり、きものを用意していなくてもレンタルができるので手ぶらで来ても楽しむことができますます。野外イベント会場ではリサイクルきものや和雑貨、アクセサリーがそろったフリーマーケットや甲冑を着た武士の格好をした人と交流できる場などもありました。

2回目となった今回は、参加者のきものの着方が自由になったり、参加者のイベント滞在時間が前回よりも長くなっていたり、「きものを簡単に着れる、身近に感じるという感触が2回目にはあった。」と小寺さん。スタッフをしていた学生は「朝一からフリーマーケットで大量にきものを買った人が笑顔で話してくれて嬉しかったです。もっと若者にも来てほしい。」と話していました。きものが大好きな学生たちは積極的にイベントに参加し、着ることの楽しさを伝えたいという思いがありました。外国からの参加者も1回目から引き続き参加の人もおり 7組から14組と増えていました。

 

きものの次は“和”そのものに触れる!

今後は「きものだけでなく落語や詩吟などの文化に触れてほしい。きものを通じて和の文化を知っていただき“和”全体を盛り上げていきたい。」と小寺さん。「きものは日本の民族衣装なので、なくなってはいけないものです。」と伊藤さん。第3回、4回と続けていくだけでなく会場も大きくしていきたいと意志は強く、たくさんの人にきものに触れる機会を提供し、きものを日常生活の一部にしていきたいという小寺さん、伊藤さんの今後に注目です。

(記事作成:大阪市社会福祉協議会)