企業×市民活動 コラボのススメ内容

アサヒ飲料株式会社・大阪市社会福祉協議会×リアン東さくら

 「三ツ矢サイダー」「カルピス」誰もが一度は聞いたことがあるこの商品を取り扱うアサヒ飲料株式会社。コンビニエンスストアや自動販売機など日々の生活の中で自然と目に入る商品がたくさんあります。そんなアサヒ飲料(株)がどのような社会貢献活動に取り組んでいるのかをアサヒ飲料(株)の三好孝さん、平井彰さんからお話を伺いました。

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アサヒ飲料(株)三好孝さん(左)平井彰さん(右)

 

アサヒ飲料(株)だからこそできた社会貢献とは

アサヒ飲料(株)は、3/28を「三ツ矢」の日、7/7を「カルピス」の日として全国的にイベントを行い、売り上げの一部を中央共同募金会に寄付する社会貢献活動に取り組んでいます。その他に、社会全体で子どもを支えることを活動目的とする「地域こども支援ネットワーク事業」(事務局:大阪市社会福祉協議会)の活動趣旨に賛同し、同事業のPRも兼ねたロゴをラッピングした自動販売機の売り上げの一部を寄付する取組みも行っています。

 

三者の想いと強みを活かした組みとは

きっかけは、一昨年の同事業のシンポジウムに出席した際、リアン東さくら(母子生活支援施設)の廣瀬みどり施設長と話す中で、三好さんの「子どもの居場所事業に募金したい」という発言から始まりました。リアン東さくらの「子どもたちの幸せのために広域的な社会貢献に取り組みたい」という想いに対し、アサヒ飲料(株)は強みを活かした社会貢献活動ができるのではないかと提案し、マッチングに至りました。話し合いを重ねる中で、同事業への寄付が、リアン東さくらが思い描く社会貢献に近いことから、アサヒ飲料(株)と大阪市社会福祉協議会とリアン東さくらの三者で、寄付の取組みの検討がはじまりました。アサヒ飲料(株)から同事業のロゴを活用すれば事業のPRにもつながることから、ロゴをラッピングした自動販売機の提案があり、去年の8月にリアン東さくらに第1号が設置されました。この取組みによる売上金の一部は、定例で同事業に寄付され、大阪市内の子ども食堂やこどもの居場所づくりの活動に取り組む団体の支援に活用されます。

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こどもを支援するのは1本の飲み物から

この取組みにより、三好さんの「一人でも多くの子どもが居場所に参加することのできる環境づくりに活かしてほしい。また、子ども食堂や子どもの居場所事業を知らない人が、自動販売機を見て何だろう?と興味を持つきっかけになってほしい」という想いが叶いました。「共働きなどで子どもが一人になってしまう時でも、地域に安心できる場所があれば、暮らしやすくなる世帯が増えるのではないかな」と三好さん。“自動販売機で飲料を1本買う”という行動が、実は子どもたちの安心につながっているということを、もっといろいろな人に知ってもらいたいと強く願うようになりました。

今後については、「シンポジウムや交流の場に出向き、ロゴをラッピングした自動販売機について提案し続けることで、大阪市内で誰もが一度は見たことがあるなと思えるくらいの台数にしていきたい。」と三好さん。「啓発活動を続けて、みなさんに知っていただきたい」と平井さん。子ども食堂を知らない人でも、ジュースを買うだけで支援ができる。身近な自動販売機を活用した社会貢献活動を展開するアサヒ飲料(株)の今後に注目です。

(記事作成 大阪市社会福祉協議会)