市民活動ワクワクレポート内容

【講師紹介】

今回の講師は、日本ファンドレイジング協会 関西チャプター共同代表/有限責任事業組合まちとしごと総合研究所 レジリエンス・シンカーの岡本卓也さん。

資金調達に関するセミナーの講師を数多く務めて来られました。また、京都市いきいき市民活動センターに勤務し、市民活動を支援されています。

 

 

 

【2回目の資金調達セミナー】

『ハイパーセミナー⑭ 「カネ」資金調達セミナー①「非営利団体の資金調達」』に続いて2回目の資金調達セミナーです。

この時のセミナーの講師の岡本さんが、現役で助成金審査員を務めていることもあり、このセミナーを企画しました。

 

【こんなセミナーでした】

まずは、助成金について、助成金と補助金の違い、助成金の多く出てくる時期、審査員はどんな人、など基本的なことを学びました。

助成金は団体支援のためのもの、ではなく、社会課題解決のためのもの、ということに改めて気づかされるきっかけになったのではないでしょうか。

 

続いては、助成金の書き方について学びました。

まずは準備が必要だということ。自分たちの団体概要、助成金情報、スケジュールなどを準備します。

それから、助成金申請書の項目それぞれに書く内容をわかりやすく教えていただきました。

 

質問タイム。

助成金の時期についての質問、企業が助成金を出すのはどういう目的なのか、など様々な質問が出ました。

岡本さんは経験をふまえて一つ一つ丁寧に答えていらっしゃいました。

 

休憩を挟んで後半は、ワークの時間です。

まずは、自分たちの団体の活動目的と団体の活動内容について、個人で記入していただきました。

 

その後、2人一組になって、記入した内容を共有します。

聞いている方は審査員の立場になって、相手の話を聞きます。

良かった点、改善した方がよい点をお互いに指摘します。

他の参加者の活動を知るきっかけになり、参考になったという意見をいただきました。

 

 

【アンケート結果】

76.9%が「満足」、15.4%が「やや満足」との回答をいただきました。

今回は入門編でしたが、上級編もやってほしいという声がいくつかありました。

 

【振り返り】

資金調達の一つとして助成金への関心が高いことを改めて感じましたので、

今後も各団体に役立つハイパーセミナーを実施して参ります。

また、シミポタ運営事務局では、助成金情報を集めていち早くサイトにアップしていますので、こちらもぜひ活用していただきたいと思います。

https://kyodo-portal.city.osaka.jp/subsidy/

 

 

【この取り組みの連絡先】
シミポタ運営事務局
shimipota@gmail.com