市民活動ワクワクレポート内容

 

 

今回のハイパーセミナーは、大阪市住吉区のNPO法人ろーたすさんとのコラボで

「不登校わず」を開催させていただきました。

 

「不登校わず」は、不登校で悩む子どもや保護者に対して、

見通しや希望を持ってもらえることを目的として、ろーたすさんが開催しているトークイベントです。。

ろーたすさんのフリースクールの卒業生が自らの不登校体験を語り、参加者の質問に答えます。

 

 

会場は、浪速区の大阪市立心和中学校。

心和中学校は、不登校の生徒を対象にした「学びの多様化学校」として

令和6年4月に開校した中学校です。

イケアさんが教室の空間デザインやイケア製品を提供した学校としても知られています。

 

 

第一部は、ろーたすさんのフリースクールの卒業生7名が登壇し、

いくつかのお題について自らの体験を語るトークセッションを行いました。

 

 

今回のお題は、

でした。

 

回答は人それぞれでしたが、人の役に立ちたいというコメントが印象的でした。

参加者のみなさんは、熱心に聞いておられ、メモを取られている方も多かったです。

 

第二部は、卒業生1人につき参加者数名のグループを7つ作り、

参加者が卒業生に直接質問を投げるグループディスカッション。

少人数グループ、かつ近い距離で卒業生の生の声を聴くことができます。

参加者のみなさんは、質問を書いたメモを卒業生に渡し、卒業生が答えました。

 

1人の卒業生が1つのグループで15分間話をしたら次のグループへ移動し、

参加者が複数の卒業生の話を聴いていただけるようにしました(3回転)。

 

 

今回のハイパーセミナーでは、不登校について元当事者の声を聴き、参加者同士も交流することができました。

セミナー後のアンケートでは26名の方から回答があり、

88.5%の方が「とても良かった」、11.5%の方が「良かった」と大変好評でした。

いろいろな卒業生の生の声を聴くことができて良かった、という感想が多くの方から寄せられました。

 

ろーたす代表の松下さんが不登校わずに込めた思いを書いた記事(NOTE)もご覧ください。

https://note.com/lotus0401/n/nb1fa02436724?sub_rt=share_pb

 

 

今後もシミポタ運営事務局では、不登校に関わる団体を支援し、情報を発信して参ります。

 

シミポタ運営事務局 尾谷伸也