みんなの活動報告内容

【派遣概要】
派遣先団体名:鶴見区PTA協議会

派遣人材:13-022 市川 剛司(リーダー)14-008 山蔭 拓

15-004 岸本 美津子

派遣回数:1回(事前打ち合わせを除く)

派遣日:令和元年7月12日

支援内容:勉強会

 

 

大阪市地域公共人材をご存じですか?

大阪市では、地域活動のさらなる活性化への支援を目的に、団体の皆さまからの要請に応じてさまざまな専門知識やノウハウを持った「地域公共人材」を派遣しています。

 

〜鶴見区PTA協議会への派遣ご紹介〜

 

各学校のPTAの役員の方は、毎年、入れ替わることが多く、広報担当の方も例外ではありません。広報担当になられた方は、どうやって「広報誌」を作成しようかと悩まれることも多いようです。そのため、鶴見区PTA協議会から、「新しく広報担当になった方に、広報について勉強会を行うため、地域公共人材に支援して欲しい」という派遣の申込みがありました。

 

主催者である鶴見区PTA協議会では、広報について、講義形式ではなく、参加者の皆さんに考えてもらうようなワークショップ形式での勉強会を開催したいとのことでしたので、地域公共人材バンク登録者の中でも広報が得意な方はもちろん、板書・ファシリテーションが得意な方等、複数名の人材を派遣しました。

 

勉強会開催にあたっては、7月9日に事前打ち合わせを行い、鶴見区PTA協議会の皆さんの広報の知識や、知りたい内容、課題と感じていることを確認し、勉強会当日のプログラムを決定しました。

 

 

7月12日(金)いよいよ勉強会当日です。当日は、18名の参加者とともに、次のプログラムでワークショップを行いました。

 

まずアイスブレイクで、「2.広報の経験はどの程度? 3.広報の役割は不安?」等を参加者の方にお聞きし、モチベーションの確認を行いました。

続いて、グループワーク、ペアワークを行い、「広報担当者になったきっかけ・不安など」をメンバー同士で確認しました。

その後、講師から「広報とは?伝えるとは?」と題して、広報誌の基本について話を聞いて全員深く納得されました。

最後に、9マスのフレーム(マンダラチャート)を使って、運動会をテーマに、皆さんで文章を作成していただきました。2段階で情報を集約していく手法を実習しました。

 

マンダラチャートは、課題解決のための手法で、9マスのフレームの真ん中のマス目に目標とする課題を置き、その周りの8マスに関連する言葉を書いていく手法です。今回は、広報紙のテーマ事例として、運動会を真ん中のマス目に置き、その周りに運動会から関連(連想)する言葉を書いてもらい、その中で、特に気になる言葉を中心にして、次のマンダラを書いてもらい、広報紙作成にあたってのテーマの絞り方について学んでいただきました。

 

 

派遣終了後の派遣先団体からの声

✧広報の役割を担う上での不安も軽減できた

✧今回の勉強会の内容を踏まえ、今後、楽しんで広報紙の作成等ができそう

✧9マスのフレームは、晩御飯の献立にも使える!

 

今回のテーマは広報誌のノウハウを知りたいということでしたが、1回の勉強会で、作成にあたっての具体的な考え方や、方向性を学んでいただくことができました。

広報についてお悩みのある団体のみなさま、いつでもご相談ください。

 

地域公共人材は、団体が抱える課題やお困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。

 

私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。

 

 

団体名:大阪市市民局区政支援室地域力担当地域連携グループ(地域公共人材バンク)

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