みんなの活動報告内容

【派遣概要】

派遣先団体名:NPO法人ライフレクレーション協会

派遣人材:13-019 七森 啓太(リーダー)

16-008 近藤 美念子

派遣回数:3回(事前打ち合わせを除く)

支援内容:地域での障がい者や子どもの支援事業を始めるにあたってのビジョンや事業計画作成における会議でのファシリテーション

 

大阪市地域公共人材をご存じですか?

大阪市では、地域活動のさらなる活性化への支援を目的に、団体の皆さまからの要請に応じてさまざまな専門知識やノウハウを持った「地域公共人材」を派遣しています。

 

〜ライフレクレーション協会への派遣ご紹介〜

 

ライフレクレーション協会(以下、「団体」)は、以前から地域の子ども支援として、学校でのよさこい指導、地域の子育て支援の場でのダンス指導などを行ってきました。

団体の構成員は教育関係や福祉事業に携わっている方が多く、より積極的に地域での障がい者支援や子どもたちの支援をしたいと考え、そのビジョンや事業計画を団体内で考えるため、会議でのファシリテーションやアドバイスを依頼されました。

 

第1回 8月19日 団体の課題と解決の方向性の検討

これまで団体内の話し合いでは、自由な意見交換に終始してきたので、団体としての課題やその解決の方向性について整理できていませんでした。

地域公共人材のファシリテートによって、団体の構成員が取り組みたいと考えている共通項は「子どもの支援」であることが浮かび上がりました。

 

第2回 9月13日 各構成員の思いを深く掘り下げる機会

第1回派遣の内容を受けて、団体構成員の一人ひとりの思いをじっくり語り合いました。

その結果、障がいのある子どもの長所を伸ばす(長所伸展)という点を大切に思っていることが分かり、それを軸に団体内で合意形成ができる可能性があることがわかりました。

また、それぞれ得意分野があるので、

①ダンスやよさこい踊りの指導によって子どもの体力を伸ばす

②手品や大道芸を活かして子どもの感性を伸ばす

③デイサービスの仕事と教えるというモチベーションを活かして子ども

の学習面(ある程度社会になじめるような知識面)を伸ばす

など、役割分担できることがわかりました。

さらに、今後事業化するために地域の協力者を見つけることが必要なこともわかりました。

 

第3回 10月15日 今後の取り組みの検討

第2回で話し合った、「地域の協力者を見つけること」に関し、団体から地域に相談したところ、地域 から協力を得られる可能性があることが分かりました。

そのため、まずは地域の保護者の声を聴く相談会を開催することになりました。

そのような機会があるのであれば、相談会での地域の声を聴き、それを基に、改めて団体の活動の理念やビジョンを設定する、その後、実際の行動に移るのがいいのではないか、とより地域に根差した活動となるよう、地域公共人材からアドバイスを行いました。ビジョンは、団体の活動の軸になるものであり、団体のビジョンを定めれば、どのような内容の活動でも、一定の方向に向かって進むことができます。

相談会の開催後、ライフレクレーション協会で、どのような活動に繋がっていくのか、今後の活動に期待します。

 

派遣終了後の派遣先団体からの声

✧ 自分たちの事業の目的などを明確にすることができました。

✧ 他の方に入っていただき、団体の活動等を考えることは初めてで、準備等に時間がかかったが、とても丁寧に応対していただきました。

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地域公共人材は、団体が抱える課題やお困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。

 

私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。

団体名:大阪市市民局区政支援室地域力担当地域連携グループ(地域公共人材バンク)

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