みんなの活動報告内容
【派遣概要】
派遣先団体名:高倉地域活動協議会
派遣人材:13-008 増田 裕子
16-009 下山 陽介
13-054 前田 拓
18-004 金山 佳子
派遣回数:2回(事前打ち合わせを除く)
支援内容:勉強会
大阪市地域公共人材をご存じですか?
大阪市では、地域活動のさらなる活性化への支援を目的に、団体の皆さまからの要請に応じてさまざまな専門知識やノウハウを持った「地域公共人材」を派遣しています。
〜高倉地域活動協議会への派遣ご紹介〜
高倉地域活動協議会から「地域活動協議会でフェイスブックを運営しているが、使用できる人が少なくて困っている。 フェイスブックの使い方や、フェイスブックに限らず、広報手段等を話し合う会議においてファシリテーションやアドバイスをして欲しい」という派遣の申込みがありました。
今回は、ファシリテーション、広報分野を得意とする地域公共人材を派遣しました。
今回の派遣にあたり、9月4日に打ち合わせを行い、地域の中でどのような課題があるのか、地域の方からお話を聴きました。
その結果、地域行事の参加者は多く、たくさんの来場者があるが、運営は古くからの役員で行っているのが現状で、若い人たちは参加までで、なかなか運営の参画までには至っていないということが分かりました。
昔からの住民だけでなく、工場跡地に移り住んできた新しい住民にも地域活動に参画してもらいたい。そのために、若い世代が活用しているフェイスブックからの発信が重要と考えているので、フェイスブックでの情報発信の支援を2回にわたって行うことになりました。
第1回 10月7日 高倉地域活動協議会フェイスブック講座
高倉地域活動協議会の現状のフェイスブックでは、地域活動協議会の会長の個人アカウントが使用されているため、複数の人が管理者になり、地域の活動をアップしていくことは困難なため、新しいフェイスブックのページを開設し、複数のメンバーが分担して投稿できる仕組みの構築をめざすことになりました。
会長個人アカウントから、フェイスブックのページを立ち上げ、参加者を同ページの編集者に追加するとともに、実際にページでの投稿の練習をしました。
地域公共人材 の連携と対応により、新しい地域活動協議会のフェイスブックページを立ち上げることができました。
(第1回:10月7日の派遣の様子)
第2回 10月17日 安心してフェイスブックを始めるための方向性作り
高倉地域活動協議会フェイスブックを運用していくための目標・発信ルール・誰にどのように情報を発信するか?どうみてもらうか?について、地域公共人材が進行を行い、団体の皆さんでディスカッションを行いました。
ディスカッションでは、フェイスブック使用時の注意事項を明確にし、次の4つの課題について、ディスカッションを行った結果、各項目について、下記の通り、活発な意見がだされました。
①フェイスブックの活用で達成したい姿(理想像・ゴール)は何か?
・地元に幅広く参加者の呼びかけ・イベントの内容の広報をしたい。
・地域活動・行事に参加が増えたらうれしい。いろんな友達ができたらうれしい。
②そのためには誰に向けてどのような情報を発信すれば良いのか?
・紙(広報誌・チラシ・ポスター)で届かない方
・ネット志向の方
③その発信した情報は、どうすれば多くの人に見てもらえるのか?
・参加によるお得感・メリットを出す。
・特に人に集まってもらいたいイベントは何回でも告知する。前回の場所・様子内容をアップする。
・うれしかったこと楽しかったことをエピソードにして発信するとともに、「楽しかったよ」など、当日参加者の声を発信する。 等
④誰がどの程度の頻度でフェイスブックの更新を担当していくのか
広報担当を決め、1週間に1回の割合で情報発信していく。
(10月17日 第2回派遣の様子)
今後、年明けの公開に向けて準備が進められており、今後の動向が楽しみです。
派遣終了後の派遣先団体からの声
- 今回の地域公共人材との話し合いを受け、自分たちで情報を発信していくことの大切さに気付いた。
地域公共人材は、団体が抱える課題やお困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。
私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。