みんなの活動報告内容

【派遣概要】

派遣先団体名:大宮校下地域活動協議会

派遣人材:13-022 市川 剛司

14-008 山蔭 拓

16-011 蔦谷 文宏

派遣回数:5回(事前打ち合わせを除く)

支援内容:ディスカッション

 

大阪市地域公共人材をご存じですか?

大阪市では、地域活動のさらなる活性化への支援を目的に、団体の皆さまからの要請に応じてさまざまな専門知識やノウハウを持った「地域公共人材」を派遣しています。

 

〜大宮校下地域活動協議会への派遣ご紹介〜

大宮校下地域活動協議会から「地域の広報紙をリニューアルしたい」という派遣の申込みがありました。

今回は、ファシリテーション、広報・ホームページに詳しい地域公共人材3名を派遣しました。

 

今回の派遣にあたり、9月17日に初回ヒアリングとして、大阪市地域公共人材による派遣の仕組み、その内容及び派遣先団体の求めている事項を確認し、派遣依頼のきっかけとゴールを確認し、派遣スケジュール(内容と日時)を確定し、5回の派遣を行うことになりました。

 

第1回 10月1日 広報についてのレクチャー・広報紙の目的について棚卸

地域公共人材作成の広報紙づくりマニュアルをもとに、全員で企画書づくりに取り組みました。広報紙の基礎である「目的」「ターゲット」「コンセプト」の意味・重要性について地域公共人材からの説明を聞いた上で、団体の皆さんがそれぞれの項目について考え、それを文言化しました。

また、配布したフォーマットに企画書を書くところまでを行いました。

 

第2回 10月8日 レイアウトのラフ案作成

広報紙づくり5つのステップ(1.企画 2.編集 3.取材 4.デザイン 5.印刷)があることを学び、今回は編集について理解を深めるために、広報紙の基本的な概念や広報紙を読む人への配慮等を考えました。リーフレット編集の基本となる「①表紙」「②折り返し面」「③④⑤中面」「⑥裏面」のレイアウトについて理解を進めてもらいました。そして、広報紙のタイトル案とともに、誌面の構成内容を報道・特集・バラエティの3つのカテゴリーに分けて、団体の皆様の発案を付箋に記載し、コンテンツをホワイトボードにまとめあげたものを参照しながら、意見の集約をし、次回へのステップとしました。

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(意見をホワイトボードにまとめました)

 

第3回 11月12日 具体的な掲載内容の編集

前回までの広報紙作成の流れについて復習し、紙面づくりの手法について地域公共人材からレクチャーがあり、紙面に掲載する内容、紙面の割り付け、表紙に掲載するキャッチコピー等を団体の皆さんで検討しました。

 

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(作成した紙面レイアウト)

 

第4回 12月3日 初稿デザインの検討と広報紙有効活用の討議

広報紙の名称も「大宮ライン」と決定し、団体の皆さんで、その創刊号の初稿デザインを作りました。文字、写真も組み込まれたほぼ完成形に近いものだったようです!その初稿デザインを囲み、参加者全員でチェック作業を行いました。編集内容は大宮地区の紹介、地活協の紹介、地活協の活動紹介(行事など)、特集(防災情報)で構成されました。細部の修正希望箇所を集約し、広報紙を活用した地活協への巻き込みアイデア(スタンプラリー、クーポンなど)も合わせて出し合いました。

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(広報紙「大宮ライン」の初稿デザイン)

 

第5回 12月17日 修正デザインの検討、文章講座、人間関係向上ワーク

「大宮ライン」創刊号の最終デザイン案ができました。文字、写真もこれまでの地域公共人材を含めた会議時の意見を集約した内容をふまえたものになりました。参加者全員で最終チェック作業を行いました。

一人ずつこのパンフレットへの思いを話し、全員が一丸となっての作品である事が再認識できました。

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派遣終了後の派遣先団体からの声

  • 自分たちだけでは、分からないことやできなかったことが、地域公共人材からの具体的なアドバイス、サポートを受け、取り組み方などを学び、一つ一つ実施することができました。皆で出し合ったことが形になっていく過程がおもしろく、とても良かったです。
  • 意見を出し合う時、理解ができず的外れなことや、違うことを言ったらどうしようと思いました。しかし、地域公共人材の方が、どんなことを言っても、一切否定することなく受け入れて、共感し、気持ちよく進め、まとめてくれました。とてもいい雰囲気で楽しく開催できました。

 

 

地域公共人材は、団体が抱える課題やお困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。

 

私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。

 

 

 

団体名:大阪市市民局区政支援室地域力担当地域連携グループ(地域公共人材バンク)

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