みんなの活動報告内容
【派遣概要】
派遣先団体名:菫地域活動協議会
派遣人材:13-034 小林 竜子
17-002 山本 麻衣
18-002 池田 弘志
派遣回数:5回(事前打ち合わせを除く)
支援内容:広報
大阪市地域公共人材をご存じですか?
大阪市では、地域活動のさらなる活性化への支援を目的に、団体の皆さまからの要請に応じてさまざまな専門知識やノウハウを持った「地域公共人材」を派遣しています。
〜菫地域活動協議会への派遣ご紹介〜
菫地域活動協議会から、「菫地域の全世帯に配布し、地域住民に日常的に活用してもらう、女性の視点を生かした防災ハンドブックを今年度中に作成したいと考えている。そのために、より効果的な内容にするよう、内容を話し合う会議において、ファシリテーションや助言をお願いしたい」というお申し込みがありました。
そのため、今回は、防災や減災のノウハウ、デザイン、編集のスキルのある地域公共人材を3名派遣しました。
派遣にあたり、令和元年7月25日に初回ヒアリングとして、大阪市地域公共人材による派遣の仕組み、その内容及び派遣先団体の求めている事項を確認し、派遣スケジュール(内容と日時)を確定し、4回の派遣を行うことになりました。なお、実際の派遣は、派遣の目的を達成するために、1回延長になり5回の派遣になりました。
第1回 11月13日 パンフレット作成のためのアイデア出しワークショップ
今回の派遣の目的や目標設定、パンフレット作成スケジュールについて確認した後、2グループに分かれて、それぞれ、「昨年の台風・地震の経験から得た心配ごとや備えについて」「防災パンフレットに掲載したいこと、掲載イメージ」をテーマにワークショップにより、意見出しを行いました。
第2回 11月27日 ワークショップの集約と記事の検討
第1回の派遣内容を振り返り、その内容を共有しました。そして、女性目線の防災パンフレットの事例を紹介した後、編集ワークショップを実施し、パンフレット掲載内容をまとめました。
(第2回派遣の様子)
第3回 12月9日 掲載内容の絞り込みとレイアウト検討
第2回派遣を振り返り、編集ワークショップ 「女性目線の防災パンフを編集しよう」「記事を作成しよう」「女性目線の防災パンフを形にしよう」を実施し、話し合った内容を全体で共有し、順番や記事のボリューム、表現、タイトルなどを再度見直し、最後に記事をデータ化する担当を決めました。
第4回 令和2年1月23日 印刷データのレイアウト確認
第3回の振り返りを行い、作業の進捗状況の確認を行いましたが、「ほぼ完成版」の印刷原稿の作成にはなっておらず、再度、内容の確認作業が必要なことが判明し、校正作業を行うために、派遣を1回延長することになりました。
また、「女性目線の防災パンフ」の編集作業として、ページの順番、記事の校正等について、重要度や優先度の再確認を行い、変更を加えました。
第5回 2月20日 「女性目線の防災パンフレット」の校正作業
第4回の振り返りを行い、製作者から、制作した上でのデザインやレイアウトのこと、力を入れたところ、原稿が足りていないところや相談事項などを話してもらいました。
その後、地域公共人材より校正作業に入る前の注意事項・基礎知識をレクチャーし、3つのグループに分かれ、校正作業をしながら内容を改めて確認してもらい、その後、ページごとに改善内容を発表し、意見交換をして改善案を詰めていきました。
年度内の納品と配布をめざすことを確認した、最終校正作業について、地域公共人材の伴走から離れ、最終確認は地域の方々のみで2月25日(火)に行うことに決まりました。
(第5回派遣の様子)
派遣終了後の派遣先団体からの声
- 最後の団体だけの編集会議を終え、あとは印刷に出して完成を待つだけになりました。
- 5回にわたって(準備も入れると6回)お付き合いくださりありがとうございました。メンバーもやり遂げた達成感に浸っています。
地域公共人材は、団体が抱える課題やお困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。
私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。