みんなの活動報告内容

【派遣概要】

派遣先団体名:菫地域活動協議会

派遣人材:14-008 山蔭 拓

16-011 蔦谷 文宏

18-004 金山 佳子

派遣回数:2回(事前打ち合わせを除く)

支援内容:人材育成・担い手づくり

 

大阪市地域公共人材をご存じですか?

大阪市では、地域活動のさらなる活性化への支援を目的に、団体の皆さまからの要請に応じてさまざまな専門知識やノウハウを持った「地域公共人材」を派遣しています。

 

IKUNOサラダボウルプロジェクトへの派遣ご紹介〜

IKUNOサラダボウルプロジェクトから、「2020年4月に団体の代表交代を行う予定で、組織存続がスムーズに行えるようにしたい」とのお申し込みがありました。

そのため、今回は、ファシリテーション、組織運営、担い手育成のスキルのある地域公共人材を3名派遣しました。

 

派遣にあたり、2月4日に初回ヒアリングとして、大阪市地域公共人材による派遣の仕組み、その内容及び派遣先団体の求めている事項を確認し、派遣スケジュール(内容と日時)を確定し、2回の派遣を行うことになりました。

 

 

第1回 2月9日 団体としてめざす方向とターゲットの確認

IKUNOサラダボウルプロジェクトは、インドネシア、韓国、日本などの複数の国籍の14名のメンバーからなっており、多文化共生を目的として活動している団体です。

第1回目の派遣では、問題点の抽出と整理を行い、参加者全員が現在の問題点を理解し、課題に取り組む決意と今後の進む方向を明確化するために、まずは、IKUNOサラダボウルプロジェクトとして目指すべき方向を確認しました。設立当初は、メンバー内の課題解決を考えるコミュニティとして出発しましたが、現在は多文化共生という社会課題を解決するために活動する市民活動団体をめざしているという認識で一致しました。その後、①課題解決のための活動のターゲット、②そのターゲットの方々のお困りごとを整理するためのグループワークを行い、次のような結論になりました。

 

①団体のターゲット

→ニューカマー(比較的最近、生野区にやってきた外国人学生・労働者)

②団体のターゲットの「お困りごと」

→コミュニケーション、生活していく上での様々な情報入手、仕事・お金・・・

 

第2回 3月21日 ターゲットのお困りごとに対して、IKUNOサラダボウルプロジェクトが「何を提供できるか」の検討

第1回目の振り返りを行った後、第1回で特定したターゲットであるニューカマー(比較的最近、生野区にやってきた外国人学生・労働者)に対して、「何を提供できるか」ということを話し合いました。ニューカマーの方々にとって、困っていることとして考えられる「コミュニケーション(日本語)」、「生活相談」、「居場所」という3つの課題解決に向け、意見を出し合うワークショップを行いました。その結果、メンバー間で自団体のあり方・進み方を確認し、具体的な活動イメージを形成することができ、現リーダーから新リーダーへのバトンタッチもスムーズに行うことができました。

IKUNO1

(第2回派遣の様子)

IKUNO2

(第2回派遣で出た意見のまとめ)

 

派遣終了後の派遣先団体からの声

  • 団体の方向性がまとめられるようになりました。

 

地域公共人材は、団体が抱える課題やお困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。

 

私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。

 

団体名:大阪市市民局区政支援室地域力担当地域連携グループ(地域公共人材バンク)

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