みんなの活動報告内容
大阪市地域公共人材をご存じですか?
大阪市では、地域活動のさらなる活性化への支援を目的に、団体の皆さまからの要請に応じてさまざまな専門知識やノウハウを持った「地域公共人材」を派遣しています。
【派遣概要】
派遣先団体名:特定非営利活動法人 児童虐待防止協会
派遣人材:15-010 林田 全弘
13-018 寺岡 剛太
18-003 岡松 久美子
派遣回数:5回(事前打ち合わせを除く)
支援内容:ファシリテーション・広報のスキルへの助言
〜特定非営利活動法人児童虐待防止協会への派遣のご紹介〜
特定非営利活動法人児童虐待防止協会から、「2020年度、30周年を迎えるにあたり、記念シンポジウムを企画している。これを機に、より多くの方に活動を知っていただき、新たな支援者を増やすための広報のスキルや戦略について話し合う会議でのファシリテーションをお願いしたい」とのお申し込みがありました。
そのため今回は、ファシリテーション・組織運営・広報のスキルをお持ちの地域公共人材3名を派遣しました。
※児童虐待防止協会は、1990年、児童虐待を防止するために日本で初めて、医療・保健・福祉・法曹・教育・報道などの関係者により創設された民間団体です。
今回の派遣にあたり、令和2年2月28日に初回ヒアリングを行い、依頼内容の確認、ゴールを話し合い、全5回の派遣を実施しました。
第1回 3月18日 記念シンポジウムの目的の掘り下げ、明文化。ターゲットの明確化。
第1回目の派遣では、シンポジウムの目的の掘り下げ、明文化と、支援者になっていただけるターゲットを明確にしていくことを主題に、団体の思いを共有しました。それによって今後に向け、ヒントを多く見つけることができました。
第2回 4月10日 事業アイデアとシンポジウム後の設計
第2回目の派遣では、新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンラインにて実施しました。会議では現在の事業収入の内訳をもとに、団体のミッションや方向性などの特徴(性質)をもったスポンサー探し、協賛金を増やす素地があるかどうかを主に話し合いました。
第3回 4月23日 フォーラムへの集客方法についての検討
前回に続き、オンラインで実施しました。今回は、記念シンポジウムの参加者像のリストから会員となっていただけるかの確度を確認し、個人向けにどのように広報をアプローチするか、当日会員となっていただける確度の高い参加者にどのようなクロージング(会員登録していただくために打つ手)をするかについて意見を出し合いました。
第4回 4月30日 前回会議で検討した集客方法に基づいた集客計画を立てる。
過去2回の派遣と同様、オンラインにて実施しました。派遣先団体が作成した募金趣意書の検討や、候補先企業一覧の検討を行いました。また、企業へアプローチする際のコツの共有や、組織内で広報活動を推進していく際のノウハウなどについての意見交換なども行いました。
第5回 9月17日 9月中旬に、集客状況を見て残り1か月の広報のテコ入れの作戦会議を行う。
第5回目の派遣は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮しながら対面で実施しました。まずは、派遣先団体からこれまでの広報活動の経過報告をしていただき共有しました。その後、このフォーラムの機会をいかして、どうやって新しい支援者を開拓するのか協議し、公共人材から具体的に獲得案について提案を行いました。フォーラムまでの残り1ヶ月で出来ることについて、派遣先団体・公共人材みんなで話し合い、派遣先団体が今後すべきことを認識してもらうことが出来ました。
~派遣終了後の派遣先団体の声~
常に温かい態度で、親身になって取り組んでいただいていると感じました。ファンドレイジングについて知識に乏しく、時に固まってしまう私たちに根気よくつきあって下さいました。また、コロナ禍のなか、不慣れなズーム会議(オンライン会議)にもチャレンジし、結果として多くの人に派遣に参加してもらうことができました。
地域公共人材は、団体が抱える課題やお困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。
私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。
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