みんなの活動報告内容
ソコチカラボとは、大阪市市民活動総合支援事業 社会課題に取組む活動主体の連携協働促進業務の一環で、活動主体がつながる機会をつくり、チームをつくり、協力しながら社会課題解決モデルを考え、実践することを目的に立ち上げたプロジェクト。
事務局では「連携協働」を3分類に定義化し、チーム活動をサポートいたしました。
①みんなで知恵を合わせて新しい活動をつくる
②互いに足りないものを補い合う
③自分が困っていることで助け合う
10月立ち上げからこの日までのわずか4か月。
初めて顔を合わせた団体同士の絆を深めつつ、協働モデルをつくるなんて無謀?現に不安を感じているメンバーも…。しかも年度末に向け、皆さんも個々の活動が多忙を極める時期!
それにも関わらず、オンラインでのミーティングを重ねながら、皆さんが合意のうえでやってみたいことをブラッシュアップし、3つの活動を立ち上げるところまで進めることができました。
オンラインでつながった成果報告会はメンバー間共有だけでなく、他の方にも知っていただこうと募集を募り、関心を寄せてくださった方々とつながることができました。メンバーによる事例発表の後、ディスカッションを行いましたが、質疑応答などが活発に行われ、これを機にまた新しい連携が生まれるかもしれない、と今からワクワクしています。
いつもファシリテーションをお願いしている認定NPO法人サービスグラントの堀 久仁子さんには今回はアドバイザーとして事業に関わっていただきました。
<堀さんからの総評>
連携協働という言葉はよく使われます。平たく言えば『一緒にやったらええねん!』ですが、難しいと感じている人もいます。
ディスカッションでは『期間限定で、良くこれだけのことができた!』という感想がありました。私はむしろ、『期間限定』だったから良かったと感じています。ゴールが見えずに、いつまでもやらなきゃいけない、というのは団体にとってはとてもしんどいことです。
また、“いつもやっていることで当たり前”のことが、異団体がつながることで、『これ、知らんことやったんや』という気づきがあるなど、日頃見過ごしていることに改めて気づける機会にもなったのではないかと思います。
企画面の工夫として、オンラインツールを使いながら、忙しいみんなの時間の使い方に配慮してサポートされていたのも良かったと思います。
苦手だからオンラインならつながらない、という人もまだ多いでしょうが、これからはオンラインを使ってやるスキルは不可欠だと思います。
また“やってくれる人がいたら頼ったらいい”“できる人に近づいて学ぶ”そういう連携もありなんだと改めて感じるところもありました。
目標を立てて前に進めるビジネス手法は、やりにくい側面もあったかもしれないですが、企画があったからこそ、乗れて、このような成果を生み出せたのだと思います。
こんな形で新たな取り組みが生まれ、次のステップに広がっていくことに期待したいです。
以上のような素敵なコメントをいただきました!
ソコチカラボで考えたことが、きちんと普及していくよう、引き続きがんばります!
そして、このプロジェクト普及を機に、新たなつながりが生まれ、より進化・発展へと導ければと思います。
応援、どうぞよろしくお願いいたします!