みんなの活動報告内容

~えほんpicnic実行委員会への派遣レポート~

えほんpicnicは、大阪市西区をはじめとして地元地域の方々に地域の魅力を知ってもらい、誇りと愛着を持ってもらうとともに、一人でも多くの顔見知りを増やし、人と人のつながりのきっかけを作ってもらうため、絵本をキーワードに大阪靱公園で開催している交流イベントです。

 

実行委員会の櫻井代表から、メンバー間で「えほんpicnic」の目的や方向性を共有し、モチベーションの向上につなげるために、3年後の中期目標となるキャッチフレーズを策定したいとの依頼がありました。

 

そこで、大阪市では話し合いにおけるファシリテーションを得意とする3名の地域公共人材でチームを編成し、2022年1~3月で全5回の派遣を行いました。

 

【派遣概要】

派遣先団体 えほんpicnic実行委員会

派遣人材  リーダー:小野 千佐子氏、メンバー:下山 陽介氏、松下 祥貴

派遣回数  5回(オンライン4回、対面1回)

支援内容  中期計画策定のための話し合いにおけるファシリテーション

 

(ご参考)

えほんpicnicのホームページ

https://www.ehon-picnic.com/

 

  • 初回ヒアリング(1月25日:オンライン開催)

~実行委員のメンバーの主体性を高め、メンバー全体でつくるイベントにしたい~

依頼内容の確認及び活動の現況などについて、櫻井代表にインタビューを行い、今後の派遣の計画を話し合いました。

代表からは、初期からのメンバーが少なくなり新しいメンバーが増えてきたため、これまで以上に組織的にまとまった運営をめざしていきたいこと、そのために3年後の中期目標となるキャッチフレーズをメンバーで話し合いを重ねてつくりたい旨などをお聴きしました。

 

  • 第1回(2月8日:オンライン開催)

~自分自身も楽しみたい、メンバーとのつながりが楽しい~

当日参加されたメンバーからイベントへの参画の動機などをお聴きしました。

メンバーからは、子どもが好き、異業種の方と交流したい、学生としての研究の一環など様々な動機でしたが、自分のアイデアが具現化できること、チームとして一体となって進められること、イベントを楽しんでもらえてやりがいを感じることなどの発言がありました。

  • 第2回、第3回(2月22日、3月8日:オンライン開催)

~いろんな世代の方が楽しめるイベントに、いろんなところでできるイベントに~

この回はメインテーマを、「将来的な理想像」から「3年後の目標」について語っていただき、中長期的な展望から短期的な目標に絞り込んでいきました。

メンバーからは、絵本を通じて子どもやシニアからのアイデアもキャッチし活かしていきたい、おとなも楽しめるようにしたい、マルシェを復活させたい、万博で実施したいなど活発な意見がありました。

オンライン開催の様子(みんなでハイポーズ)

 

  • 第4回(3月22日:対面での開催)

~3年後の中期目標のキーワードは「みたす」~

最終回は、3年後の中期目標としてのキャッチフレーズの策定をテーマとして対面で開催しました。これまでに出された意見や考えを振り返りながら、ワークショップ形式で進めていきました。

対面での開催ができ臨場感や一体感が高まったこともあり、これまで以上に積極的な発言が展開されました。メンバーから生み出されたキーワードは「みたす」という言葉となりました。

今後メンバーでこの言葉をもとにして最終的なキャッチフレーズを策定していただくこととして人材派遣を終えました。

ワークショップの様子

  • えほんpicnic実行委員会 櫻井代表からご感想をいただきました

対話のプロセスにおいて各メンバーの想いを知ることができ、共有できたことに価値があると感じます。

組織内での話し合いとなると、ファシリテーションをする者が恣意的に誘導したり、メンバー側もそのように感じてしまいがちですが、第三者が入ることにより公平で納得感のある議論をすることができたと思います。

最終回を終えて記念撮影

 

地域公共人材は、団体のありたい姿に近づけられるよう寄り添って支援を実施していきます。

私の団体も派遣を受けたい!と思われた際は、大阪市市民局地域力担当地域連携グループまでお気軽にご相談ください。

 

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団体名:大阪市市民局区政支援室地域力担当地域連携グループ(地域公共人材バンク)

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