みんなの活動報告内容
~今川地域活動協議会への派遣レポート~
【派遣概要】
派遣先団体 今川地域活動協議会
派遣回数 1回(令和4年11月23日)
支援内容 研修会において、今川連合役員を対象に、高齢者や障がい者の災害避難、避難所運営などに関わる話題提供及び意見交換する際のファシリテーション。
近年の異常気象など今まで想定していた以上の災害がいつ起きてもおかしくない中で、今川地域の防災活動はこれからの状態にあります。この地域は、東住吉区の中では比較的低地になっており、水害に弱いことは地域の方も知っていますが、どんな時に被害が想定されるのか、どこに避難するのかなど地域のこととして災害被害想定を知り、防災活動の目標として、避難所開設運営訓練を考える契機となる研修をしたいという依頼があり、二名の地域公共人材を派遣しました。
初回ヒアリング(令和4年11月4日)
災害リスクについて、ハザードマップを用いて、今川地域が特に浸水による水害リスクが高いことを確認したあと、地域の防災体制についてヒアリングをしました。
防災リーダーと町会長が兼務となっており、実災害が発生した場合に防災活動が十分にできる体制とは言えないことや小学校と中学校が災害時避難所に指定されているが、どう避難するかも考えていないなど課題が出てきました。
そこで、当日の研修会では、町会長、女性部長や地域の役員が参加するため、まずは地域住民なら知っているような地元クイズから地域の災害リスクや防災の課題を共有していくという方向でまとまりました。
第1回派遣(令和4年11月23日)
・会 場:今川地域振興センター
・参加人数57名(今川地域町会長17名、女性部長17名、地域ボランティア23名)
『地域を知って、備えよう』
参加された町会長、女性部長をはじめ長年見守りなどのボランティア活動をされている方々に、住民数や町会数など地域のことから、地域における災害の被害想定に関する質問を交えて、どの川が氾濫すると浸水被害が発生するのか、或はどんな地震が起こると、どのくらいの震度になるのかなど確認していただきました。
その後、公共人材から他地域での防災取り組みの事例をいくつか紹介し、今後、自分たちの地域でどのような取り組みができるか考えるきっかけとしました。
研修会の最後には、会長が地域在住の防災士を紹介し、防災士と会長が協力して、地域内で防災を担う新たな人材の発掘をしながら、避難所開設訓練の実施に向けてスタートを切る形になりました。
【派遣先団体のご感想】
「災害への心構え、意識の高揚に繫がり、住民の協調が大事であることが一層感じて頂けたと思います。大変有意義な研修会でした。」
あなたの団体のやりたいことを、わたしたち「地域公共人材」が応援します。
地域公共人材は、団体が抱える課題や困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。私の団体も派遣を受けたい!と思われた際は、大阪市市民局地域力担当地域連携グループまでお気軽にご相談ください。
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