みんなの活動報告内容
~榎本地域活動協議会への派遣レポート~
【派遣概要】
派遣先団体 榎本地域活動協議会
派遣人材 リーダー:原田 充啓氏、メンバー:下山 陽介氏
派遣回数 6回
支援内容 組織の編成(部会、委員会、運営委員会等)、意識形成の方法や会計の決裁、執行について等、自団体の現状を分析し、改善策を検討する会議のファシリテーション
- 初回ヒアリング(平成30年6月6日)
団体の理事長その他理事から、派遣を依頼した背景の説明を受け、会議の議題事項の洗出し・進め方の議論をはかることを中心に進めた。
- 第1回(平成30年6月26日)
前回の会議内容を受けて大幅に参加メンバーが増えたため、具体的な解決策の検討ではなく多様なメンバーが考える課題の抽出を優先して行った。また、議題に上がった事項について都度整理と全体投げ掛けを行う事で多人数での合意がなされるよう注力した。団体の抱える課題として、①部会会計への関わり方、②会計承認のルール、③補助金予算に関する仕組みの周知が挙がった。
- 第2回(平成30年7月11日)
前回の議論を深めるように進め、具体的な解決策の検討ではなく、多様なメンバーの中からの課題・議論を整理した。今回は「部門会計」の役割について、その必要な事が何かを中心に議論を進め、その中で地域活動を協議体として行うにあたり、会計に関わる「予算」の編成から執行・報告に関する現状の認識・理解を進めた。
- 第3回(平成30年8月1日)
補助金の仕組みに関する理解度について、全メンバーの共通理解がなされるよう簡単な説明をした。
説明を進めていく中で、改めて会計・決算・補助金に関する不満や不安が挙がってきたため、各メンバー間での意見の擦り合わせにじっくりと時間をかけ、結果として、今後の榎本地域にとっての会計適正化を狙う意味でも各部会毎(各事業毎)に事業内容や予算について検討を行う場が必要であるとの合意に至った。
- 第4回(平成30年8月27日)
NPO榎本地域活動協議会の3部会の関わり方や責任、業務分担に関して、各「部会」の立ち位置を見直し、現状の組織体制がより良い体制であるのか、理想とするものは何であるか考え、協議を行った。
- 第5回(平成30年10月12日)
地活協にとっての小規模多機能の介護事業(みつるぎの里)の理解のため、これまでの経緯の説明を受け、改善などを検討した。当該事業を推進した当時の運営サイドも現場サイドもメンバーが入れ替わっていることもあり、ギャップのすり合わせをすることが必要であるとの認識があった。
- 第6回(平成30年11月25日)
介護事業(みつるぎの里)をどう考えていくか、その検討をする中で、現場責任者からのヒアリングを中心に協議を行い、その結果を踏まえて、地活協のコアメンバーと「みつるぎの里」の現場メンバーとの協議を行い、それぞれの立場の観点から「みつるぎの里」の運営に対する考えを確認できた。
地域公共人材は、団体が抱える課題や困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。
私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。私の団体も派遣を受けたい!と思われた際は、大阪市市民局地域力担当地域連携グループまでお気軽にご相談ください。
このホームページをご覧になった感想をお寄せください。↓
ご意見・ご感想はこちらへ