みんなの活動報告内容

~NPO法人天王寺スポーツ倶楽部への派遣レポート~

【派遣概要】

派遣先団体 NPO法人天王寺スポーツ倶楽部

派遣人材  リーダー:七森 啓太氏、メンバー:岡田 裕氏、山本 和美

派遣回数  3回

支援内容  この地域では新たにスポーツ団体を生み出し、様々な企画を考える地域総合型スポーツクラブの方が、効果的にスポーツ振興を図ることができると仮定して、当法人の存続発展を考えていく。

 

  • 初回ヒアリング(平成30年9月28日)

団体の成り立ちや地域総合型スポーツクラブと体育施設開放委員会についてヒアリングを行い、その中から問題点を特定し、課題を抽出した。

 

  • 第1回(平成30年10月16日)

団体側が考えた企画についての整理を行い、現状イベントを行うにあたっての課題を抽出した。

上記のやり取りで、法人理念に合った方針で事業を実施している/いないというよりは、会員ニー ズを全員が共有し、その上で実施していないことが導かれた。会員ニーズの把握は個々が漠然としており、全員で共有出来ること(例えば、有ることについて、賛成〇人、反対◎人といった数値化)ができていないことが分かった。

 

  • 第2回(平成30年10月29日)

会員向けアンケート結果を確認し、各自の感想を聴き、情報を共有した。

アンケート結果を元にした長期的な取り組みを議論し、

Ⅰ)取り組み重点項目は、4施設(中学校1,小学校3)を会員間で流用させる仕組みを構築する

Ⅱ)他の公共施設(区民センター、公民館、周辺の私立の学校など)を利用できるよう協議や指定管理者応募など様々な手段を考え、取捨選択して実行する

Ⅲ)ⅠとⅡを併用して行い、どちらかもしくは両方の実現を中長期的な取り組みとする

Ⅳ)その他、地域活動協議会への入会、雇用、収入を得るための手段、高齢の方を対象とした教室、市・区への協議などの意見が出た。

 

更に話の核心として、施設の稼働率に話が及び、稼働率を上げるためには、空き時間で教室(ヨガ、ダンスなど)を開催し、利用料金を取ることで法人の収益を得ることにフォーカスされた。

ここについては、①公共施設を金儲けに利用すること、②収益の一部は法人で活動した方への人件費に充てるが、残りはスポーツ振興など法人理念のために使う、という2つの意見が出た。

 

  • 第3回(平成30年12月21日)

広報の方法について、法人活動と地域活動について、法人の提供する仕事(サービス)の対象者について意見交換をした。また、法人の運営方針へ議論が発展し、運営方針を定めるにあたっては前回取ったアンケートを示唆した。運営方針は①施設利用の充実・管理、②イベント(単発教室含む)、③教室運営、を軸とした。

 

 

地域公共人材は、団体が抱える課題や困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。

 

私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。私の団体も派遣を受けたい!と思われた際は、大阪市市民局地域力担当地域連携グループまでお気軽にご相談ください。

 

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団体名:大阪市市民局区政支援室地域力担当地域連携グループ(地域公共人材バンク)

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