みんなの活動報告内容

~NPO法人しぶたねへの派遣レポート~

【派遣概要】

派遣先団体 NPO法人しぶたね

派遣人材  リーダー:林田 全弘氏、メンバー:下山 陽介氏、斉藤 晃氏

派遣回数  5回

支援内容  啓発グッズとしてのコースターや説明リーフレットのデザインを話し合う会議におけるファシリテーション

 

  • 初回ヒアリング(平成30年9月6日)

派遣依頼内容に基づくヒアリングを実施し、過去の啓発活動の反応や、今回の啓発活動にかけられる資源や時間的制約などを確認しました。また、コースターの配布先やアンバサダー制度といった、現段階の構想をヒアリングしました。

 

  • 第1回(平成30年9月20日)

コースターに何をどこまで載せるのか、きょうだい支援を初めて知る人に「どう気づいてもらうか」を念入りに確認し、伝え方のバランスを検討しました。

また、本キャンペーンにどこまでの目的を持たせるのかを探るために、「今まできょうだい支援のことを考えたことのない人がコースターを見てどんな感情を持って欲しいか?」をポストイットに書き出して、分類分けし、時系列で並べるワークを行いました。

 

 

  • 第2回(平成30年10月10日)

前回に引き続き、コースター及び本キャンペーンの目的を確認しました。

コースターのオモテ面にポジティブなイメージ、ウラ面にネガティブな実態や気持ちなど、という構成をもとに、改めて今回のターゲットとどう感じて欲しいか、感じて欲しくないかを整理しコースターに入れる文言を具体的に考えながら、構成と原稿を検討し、コースターデザインを整理しました。

また、団体が作成した文面案をもとに、アンバサダー募集要項のブラッシュアップのアドバイスを行いました。

 

                                                           

 

  • 第3回(平成30年11月28日)

アンバサダーが店舗にキャンペーンの説明をしやすくなるようにリーフレットの仕様や内容構成について検討しました。読み手の年齢層も考慮し、ポスターにも使えるA3二つ折りを作成することになり、掲載内容を洗い出し、構成を固めていきました。

また、リーフレット兼ポスターのキャッチコピーが「4月10日は、きょうだいの日」に決まった

 

  • 第4回(平成31年4月17日)

改めて、本キャンペーンの目的を確認した上で、キャンペーンの準備段階から実施内容、広報面、反響など、様々な視点から振り返りを行った。

また、「父の日、母の日並みの記念日にしたい」というビジョンを確認し、来年に向けた改善策を模索した結果、「年間で500人程度の大学生に授業で接する機会がある」という発言から、そのチャンスを生かした策として、きょうだいの日を広めるためのアイデアを大学生の力を借りて生み出すプロジェクトが発案された。

 

  • 第5回(令和1年5月15日)

前回に出たプロジェクトの大学生の力を借りる目的や副次的効果、前提となる機会について共有し、流れを現実的な視点で意見交換、整理し、講義の座談会にフォーカスを当てました。

アイデアを出し合うような座談会のファシリテーション経験、参加経験がないとのことで、団体が持つ感覚や意思を確認しつつ、アイデアが出やすい場をつくる際に決めておく項目をひとつひとつ明確にしていった。具体的には、時間の設定や、ゴールイメージ、ハード・ソフト両面の場づくりのコツ、グランドルール、進行役の姿勢、前提条件の共有など。

 

 

  • 派遣終了後に訊いたNPO法人しぶたね様の感想

プロの方の技はすばらしく、草の根の活動をしていたら一生接点のないような先生方が親身に惜しみなくプロジェクトがうまくいくよう一緒に考えてくださる機会は毎回とても楽しみで感動でした。

 

 

地域公共人材は、団体が抱える課題や困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。

 

私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。私の団体も派遣を受けたい!と思われた際は、大阪市市民局地域力担当地域連携グループまでお気軽にご相談ください。

 

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