みんなの活動報告内容
~特定非営利活動法人Kunこころの宮への派遣レポート~
【派遣概要】
派遣先団体 特定非営利活動法人Kunこころの宮
派遣人材 リーダー:寺岡 剛太氏、メンバー:京 里美氏、山本 麻衣氏
派遣回数 5回
支援内容 地域に根付いた活動の在り方、方向性など事業の目的、目標の整理を行うための会議において、ファシリテーション及び専門的見地から助言を行う
- 初回ヒアリング(平成31年3月28日)
対象となる事業の設立の背景、これまでの経緯、現在の状況や理事長の思いなどを中心にヒアリングし、それらをふまえて次回以降の公共人材支援の関わり方、支援の方法や内容などについて確認、調整、合意を行った。
- 第1回(平成31年4月26日)
理事長は関係する団体との関係性は認めつつも事業としてはNPO法人として独立した運営を望むことが確認された。そのため事業性の見地から見直しを進め、団体の過去を総括したところ、関係者が増えなかった経緯も考えると、これまでの事業を広げて事業化することは困難であるとの結論に至った。
- 第2回(令和元年5月8日)
「新しい事業の構築」のためのブレーンストーミングを中心に行った。主なキーワードは「ズーム」というアプリを使った事業展開をアイデアとしてお持ちなのでそのツールを使った事業構築の展開イメージのファシリテートを行った。結果、「遠隔地」においてコミュニケーションツールを使い、「傾聴サービス」を展開する事業イメージが構築された。
- 第3回(令和元年5月28日)
前回の派遣での合意に基づき今回は「遠隔地」においてコミュニケーションツールを使い、「傾聴サービス」を展開する事業イメージのペルソナを設定、事業のシュミレーションを行った。結果、公共人材一同も含め全員で一定の事業イメージが固まり、事業規模、サービス対象、サービス内容がまとまった。
- 第4回(令和元年6月13日)
前回言語化した事業イメージをもとに効果的なチラシのイメージを作り上げることになった。
前回のキャッチコピー、サービスコピーをたたき台として、チラシの表面と裏面に記載する内容を積み上げた。今回の成果をもとに次回の派遣までに理事長がチラシラフを作ることになった。
- 第5回(令和元年6月27日)
理事長がチラシ案を作成したものを参加者でブラッシュアップを進めた。
今回事業化する商品のサービス名は「KUN de ZOOM(ズーム)(案)」とし、①理事長が PCを操作、公共人材山本さんが指導する「作成チーム」と、②参加したスタッフが内容、文章、コンテンツ、構成などにアイデアを盛り込む「コンテンツチーム」を形成、公共人材寺岡と京さんにてブレストをコントロールする作業に分業し、参加者全員でチラシの完成度を高めた。新しい参加者も増えたため、マーケティング、戦略に関する意見交換を予定していたが、新しい参加者全員の共通の目線合わせのほうが重要と考えたので新事業に関する様々な意見交換を行なった。最後に今回の派遣について、また新事業についての感想などを述べ合い積極的な意見交換を行った。
- 派遣終了後に訊いた特定非営利活動法人kunこころの宮様の感想
色々と話を聴いてくれ、具体的な事業展開の道筋が見えたことが良かった。親身になり話を聞いていただけてことで、改めて事業の方向性を見つけることができました。ありがとうございました。
地域公共人材は、団体が抱える課題や困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。
私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。私の団体も派遣を受けたい!と思われた際は、大阪市市民局地域力担当地域連携グループまでお気軽にご相談ください。
このホームページをご覧になった感想をお寄せください。↓
ご意見・ご感想はこちらへ