みんなの活動報告内容

~日本日曜大工クラブへの派遣レポート~

 昭和35年3月(1960年)に結成された日本日曜大工クラブは、本部を東京に置く全国組織の団体で、令和元年9月(2019年)に本部と大阪支部を統合し日本日曜大工クラブとして関西で活動を続けています。

 

【派遣概要】

派遣先団体 日本日曜大工クラブ

派遣人材  リーダー:石井 桂子氏、メンバー:森野 和子氏、芳本 賢治氏、寺岡 剛太

派遣回数  5回

支援内容  長い歴史をもつ本会であるが、それが組織の硬直化に繋がり、会員を減らす一方となっており、外部から専門家に見てもらうことで、日本日曜大工クラブの良さ・強みを再認識し、団体の活性化に繋げる。

 

初回ヒアリング(令和4年2月21日)(オンライン)

日本日曜大工クラブの活動内容、本来あるべき活動状況と現在の問題点や活動を阻害していること、今年度取り組みたい内容について共有し、今後の進め方を確認した。

 

第1回(令和4年3月10日)(オンライン)

会のありたい姿、ビジョン等を考えるため、どんな会にしたいのか、「どんな人たちと・どんなことをして・どんな状態なのか」について、自由に意見を出し合い、共有して、議論を進めた。また、第2回は役員だけでさらに意見の整理をして会の方向性をまとめて、例会で会員に話せるようにすることとなりました。

 

第2回(令和4年4月14日)

前回の派遣以降、団体の活動(役員会、例会)でどんな進展があったか共有し、これからどんな団体活動をしたいのか確認をした。課題として、役員の中でも、方向性が固まっておらず、会員に問える段階に至っていなかったことが認識された。次回派遣では役員会で出た意見「10年後のありたい姿」について整理し、例会で会員に共有できるように考える。また会員に送ったアンケートをまとめて、次回役員会で検討する。

 

第3回(令和4年5月12日)

会員へ送ったアンケートは僅かしか戻らず、役員会の前向きな姿勢に対して、会員の中でも役員との温度差が大きく、これから会をどう進めていくか考え、会員とも対面で話し合う必要を感じた。

「リスタート」として、新体制になってからの役員の思いを伝える場がなかったので、今まで議論した会の方向性や役員の思いを共有するため、6月19日の例会を対面で行ない、みんなで話し合う場にすることで合意した。

 

第4回(令和4年6月19日)

会長より、実働できる役員が足りず、会報「ホビーライフ」編集や会計業務に支障をきたしていること、さらに役員の思い、活動目的、会員像、当面の活動について会員に共有した。

日本日曜大工クラブのリスタートの例会と位置付けて開催し、「これからの活動のイメージ」「できること」「したいこと」「しなければならないこと」について参加者からも意見を出しあった。最大のイベントである秋の作品展に、まずは会員の参加を促していく活動をすることとなった。

 

第5回(令和5年1月24日)

 前回の派遣から時間が経ってしまったが、これまでの日本日曜大工クラブの経緯、派遣の経過、対応を確認した上で、現在も会員の減少に歯止めがかからない現状を鑑みて、日本日曜大工クラブのこれからの方向性について協議した。これからの1年は、現状でできることを引き続き取り組むことで会員の満足度を高め、会を継続させていけるような活動をしていくことで合意した。

 

【派遣先団体のご感想】

今後の展開に関して役員、会員と多少なりとも共有できた。公共人材を活用することで会の活性化をもくろみましたが、当団体の衰退の速度が速すぎて、公共人材という仕組みを活用しきれなかった。

 

 

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地域公共人材は、団体が抱える課題や困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。私の団体も派遣を受けたい!と思われた際は、大阪市市民局地域力担当地域連携グループまでお気軽にご相談ください。

 

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団体名:大阪市市民局区政支援室地域力担当地域連携グループ(地域公共人材バンク)

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