みんなの活動報告内容

~特定非営利活動法人インザベースへの派遣レポート~

特定非営利活動法人インザベースは、結婚相談所や出会いの場の提供事業及び生活相談や支援相談に関する事業を行い、少子化問題解決、婚姻後の問題解決、地域の活性化及び生活環境改善等に寄与することを目的に活動されています。10年前から婚活支援や友達の輪作りを通して、シングルマザー支援の活動をされており、2021年12月にNPOを設立。定期的にイベントを開催し、2022年秋からは子ども食堂も開始されました。

 

【派遣概要】

派遣先団体 特定非営利活動法人インザベース

派遣人材  リーダー:京 里美氏、メンバー:寺岡 剛太氏、金 志煥

派遣回数  3回

支援内容  会計処理、助成金等の資金繰り、行政との繋がり、新しい集客方法、今後のボランティアや理事の担い手などを指導して欲しい。

 

初回ヒアリング(令和4年6月30日)

代表が思っている、真の団体のあるべき姿・活動をひきだすようなヒアリングを心がけ、達成目標を具体的にイメージして頂けるよう進めました。

現状は、ほぼ代表理事だけで活動されている状態となっていたため、組織としての運営に課題がみられ、事業の収益状況や今後やりたい事業の確認、優先順位を共有し、今後の派遣内容などを合意しました。

 

第1回(令和4年8月9日)

NPO団体の会計処理について、具体的に理事長から疑問点を挙げていただき、それぞれについて個別にどう処理すべきか説明をしました。次回は、その説明を元に今までの支出については、理事長が会計ソフトに入力して、新たに出てきた疑問点について助言することで合意しました。

その後、NPO法人としての運営について説明を行いました。

 

 

 

第2回(令和4年9月12日)

実際の決算作業の状況報告とQ&A及びNPO団体としての年間必須業務の確認を行いました。

会計ソフトでの会計情報入力の作業進捗について報告をしていただき、疑問点や困っていることなどを確認し、解決に向けて支援しました。

また、NPO法人として、1年間の必要不可欠な運営スケジュールを理解して頂くために、団体の定款をしっかり認識して頂くことから始め、総会、理事会の開催などの要件がどのように記載してあるかを把握して頂き、その都度必要な書類などを含め説明を行いました。

 

第3回(令和5年3月9日)

理事会、総会について、今回は理事長が対応されるということで、前回から派遣時期が空きましたが、これまでの経過をお伺いし、NPO法人として2年目となる活動についての困りごとなどもお話しいただきました。また、他のNPOとの交流や補助金申請への対応方法などを公共人材からお話しさせていただきました。

当初のNPO開設メンバーとの間で、法人に対する思いに温度差があったことを理事長が理解され、役員との話し合いの結果、少しずつ協力関係が改善されてきたことと、この活動は収益を目的としないという認識をメンバー間で共有されました。

シングルマザーの居場所を提供するための地道な活動を続けていくことで、将来的にはシングルマザーのシェアハウスを提供する決意を表明されました。

 

【派遣終了後に訊いた特定非営利活動法人インザベース様のご感想】

NPO法人のあり方などいろいろな話を聞けて大変参考になりました。

 

 

あなたの団体のやりたいことを、わたしたち「地域公共人材」が応援します。

地域公共人材は、団体が抱える課題や困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。私の団体も派遣を受けたい!と思われた際は、大阪市市民局地域力担当地域連携グループまでお気軽にご相談ください。

 

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