みんなの活動報告内容

令和5年4月7日(金)大阪市生野区北巽地域にて、「百歳体操北巽・お花見の会」が開催されました。

日頃は毎週金曜日の10時と11時からの2部制にして、北巽会館内で百歳体操が行われています。

手足に重りを付けDVDに合わせて体操をしているのですが、2か月ほど前に連合会長から「桜も満開やしみんなでお花見なんかしたいなと思うんやけど、どないしたらええやろ?」とシミポタスタッフにご相談がありました。

コロナ禍中3年間、工夫して地域活動を進めてきて、いよいよ空気感も変える!

(次の段階に進む!)狼煙のように思えました。

場所の確保・食事の調達・会場設営・レクはどうするか?など決めることは山ほどありました。

そこで、いろんな職種の協力者を募ることとし、お声かけさせていただきました。

生野区役所地域まちづくり課・生野区社協・巽包括・見守り相談室・生野区まちづくりセンターの皆さんが快く参加してくれることになりました。

椅子は区役所の木製の組み立て椅子をお借りすることになり、それを社協さんが運んでくれることに。

飾り付けは包括職員で考えてくれることになりました。。

余興は、シミポタスタッフとして「音楽リハビリ研究所」の橋本陽子先生におつなぎしてみることに。

「スケジュール調整して行けるようにするね」とのお返事を頂き、地域の皆さんは大喜び!

着々と準備が進んでいく中、週間天気予報では怪しい感じ。

前日の桜はこんなにも綺麗なのに・・・・

「直前になったらまた変わるよ!」とみんなが祈ってはいましたが、2日前にはその日だけが雨模様。

気持ちを切り替え「晴れの花見はいつでも出来る。わざわざ雨の日に花見をするなんてきっと思い出に残るであろう!しかも、前日まで晴天で今日だけが雨。明日も晴れるなんて、宝くじにでも当たったようなものや!」と、

当日は、やはり大雨。

会場設営は急遽、1階がレク会場。2階に食事を楽しめる準備を行いました。

朝から協力者が集まり、地域の従事者とともに、テキパキとテーブルを運んだり椅子を並べたり。

多職種のメンバーが集まって行う会場設営は、とても楽しい心地よい感じがしました。

ゲストさんが続々と集まってこられ、食事場所にも折り紙の桜を満開にしておいたのでみなさん「綺麗やなぁ~花見できてうれしいわ」と笑顔も満開になっていました。

みんなで食べるお弁当はお花見バージョンとなっており、ニンジンが桜型になっていたり、一つ一つにおもてなしの気持ちが見えました。

みんなで食べる食事はおしゃべりのスパイスが加わり、さらに美味しいですよね。

お楽しみのレクは「尋常小学校」がテーマとなっており、懐かしい時間割でプログラムが進められる音楽サロンです。

算数・国語の授業があり「コワイ先生」が登場!新1年生としてシミポタスタッフと区役所職員が、ランドセルを背負っての登場に、会場は大きな笑い声が響いていました。

たくさんの懐かしい桜関する歌を歌う中、桜の花で飾られた傘が開き従事者に手渡されると自然と踊りだす始末。

先生がたくさんの小道具を準備してくれていました。

途中で花咲かじいさんが登場したり(花咲かじいさんは似合いすぎていました)。

とにかく楽しくて笑いの花が満開の時間となりました。

一つの団体ではできないことも、いろんな目線を持った職種の人間が集まると、こんなにも素敵なイベントとなることを強く感じました。

まさしく、多職種連携・協働のイベントです。

必要な時、困った時に声をかけてみる勇気があれば、まちには力を貸してくれる団体がいつもそばで手を広げてくれる。そんな優しさ頼もしさを感じます。

音楽リハビリ研究所の先生には、会長からもゲストさんからも「来年もぜひお願いしたい」としっかりとしたつながりもできたようです。

人と人とがつながる町。これからもいろんなつながりを広げていきたいなぁと思っています。

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