みんなの活動報告内容

●八軒家浜×親子

●複数の地域団体×地活協×企業

 

大阪市を流れる大川の南側、天満橋と天神橋の間にある八軒家浜。

 

 

その八軒家浜で2023年5月21日(日)に開催された「はぐくみマルシェ」をご紹介します。

 

●はぐくみマルシェとは

「はぐくみマルシェ」は、主催の「水辺はぐくみプロジェクト」が、まちと親子がつながり、はぐくみ合う地域づくりを目指して開催しています。

※隔月でマルシェを開催。年2回は八軒家浜のリバーサイド、それ以外は天満橋駅前広場で開催しています。

 

「水辺はぐくみプロジェクト」は、天満橋・八軒家浜の美しい水辺を、親子が自然と集うコミュニティスペースにすることで、孤育て(孤独な子育て)をなくし、安心安全で持続可能な地域づくりを行うプロジェクトです。

 

 

 

●複数の団体が連携

このはぐくみマルシェの運営の中心となっているのが「一般社団法人U-me(ウーミー)」さん。

「生みやすさ育てやすさ生きやすさを今ここから」をテーマに、助産師が作った法人です。

大阪市のひろば型子育て支援施設「U-me-cafe」やオンライン講座、オープンチャットの運営などを行なっています。

https://umisodate.com/

 

天満橋界隈の子育て中の女性が中心となって、フリーペーパーを発行しているのが「天満橋おさんぽの友」さん。

子育て情報を共有するための「はぐくみマップ」(年3回発行)を配布されていました。

https://www.instagram.com/tenmabashi_osanpo/?hl=ja

 

●地活協との連携

「あおぞらライブラリー」

はちけんや大階段が小さな図書館に早変わり。階段で絵本を読む親子連れ。

天満橋近隣のまちライブラリー有志と北大江地域活動協議会(親子交流事業)が連携しています。

 

 

●企業との連携

①大阪水上バス

「八軒屋浜」水辺の賑わい創出事業事務局を務める水上バスさんは、この地域の賑わいづくりの一環として、はぐくみマルシェに協力しています。子どもたちに水辺に親しむ原体験をしてほしい、思い出を作ってほしいという思いで、取り組んでいらっしゃるそうです。この場所でマルシェで使用するための大阪府への申請も担当されており、イベントを陰で支える存在です。

今回のマルシェでは、水上バスで使用していた古いロープのアップサイクルとして、タッセル作りワークショップを開催。SDGsを考えるきっかけ作りにもなっています。

 

②無印良品

近くの京阪シティモールに店舗を構える無印良品さんも、マイバッグお絵描きワークショップと紙の手提げ袋の提供(FUKUめぐり市用)ではぐくみマルシェに協力しています。

 

 

●その他の取組

「FUKUめぐり市」

お下がり服の交換会。不要になった子ども服を、これから使う人につなげる場です。300円で紙袋(無印良品提供)を購入し、その袋に入るだけの子ども服を持ち帰ることができます。同時に、不要になった子ども服も回収しています。

お下がり服が誰かのためになる、社会に貢献しているという気持ちを大切にしているそうです。

 

 

 

●今後の予定

はぐくみマルシェは隔月で開催される予定だそうです。

複数の団体や企業が連携し、親子や子育てを応援する取組は、他の地域でも参考になるのではないでしょうか。

最新情報は「水辺はぐくみプロジェクト」のインスタグラムアカウントでご覧ください。

https://www.instagram.com/mizubehug/

 

取材:シミポタ運営事務局 オダニシンヤ

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