みんなの活動報告内容

 

 

解体作業がだいぶ進み、床も抜けて、土が見えています。子どもの頃は庭があって、犬を飼っていました。うちで子どもを産んだので、最大時は8匹もいました!黒っぽい土の色を見て、その庭を懐かしく思い出しました。

 

床は、すべて土間にして、バリアフリーにする予定です。本当は、昔の家のように、床下を作って、風が通るようにしたかったのですが、うちの土だと埃っぽくなって難しいとのことでした。ということで、土間にはなりますが、温かみのある、エコなものにできたらと思っています。

 

私は、この家を改修すると決めたときに「今後このような家が増えてほしい!」と思いました。昭和42年築という、古民家や長屋でもない木造建築。このような建築は、現在空き家になっている家も多く、今後どんどん取り壊されてしまうでしょう。確かに、うちも水回りにあった柱が腐っていたり、あちこち老朽化しています。夏は暑く、冬は寒く、廊下や天井は傾いています。

 

でも、こうしてスケルトンになってみると、太い梁があったり、味わいのある壁や柱があって、とても素敵なのです。56年前の大工さんの息づかいまで聞こえてくるようです。「取り壊すなんてもったいない!」と心から思いました。

 

もちろん、耐震や断熱にはお金がかかります。取り壊して、新築を建てる方が、簡単で安上がりだと言われても仕方ないでしょう。しかし、私は目指したいのです。あまりお金をかけずにリフォームして、エコに暮らせる家を!そしてたくさんの方に来ていただいて、笑顔になってもらえる家を!

 

元はと言えば、昨年「はたけもり」さんに行って、「すべての部屋をリフォームしなくていいんだ、一部だけでいいんだ。」と思ったことがきっかけでした。完成したら、ぜひいろんな方に見学に来ていただいて、「これならうちでもできるかも」と思っていただけたらいいなと思っています。

 

 

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