みんなの活動報告内容

~にこパパネットへの派遣レポート~

にこパパネットは、2013年に活動開始し、「パパの笑顔で子どもと街を元気に!」のキャッチフレーズのもと、子どもたちは勿論、パパもママも本気で楽しめるイベントを企画、運営している、パパの子育てを応援する団体です。

団体の活動を知ってもらう為にFacebookなどのSNSを活用して発信していたが、それだけでは伝わる範囲に限りがあるため、団体のこれまでの活動を沿革として振り返る事が出来て、団体の理念等をより分かりやすく多くの人に伝えるためのホームページ作成に関する助言をお願いしたいと地域公共人材に依頼がありました。

 

【派遣概要】

派遣先団体 にこパパネット

派遣人材  リーダー:下山 陽介氏  メンバー:池田 弘志

派遣回数  3回

支援内容  団体のこれまでの活動を振り返る事が出来て、団体の理念等をより分かりやすく多くの人に伝えるための、ホームページ作成に関する助言を行う

 

 

初回ヒアリング(令和4年7月21日)

派遣依頼内容、要望の確認を行ったところ、広報の見直しを考えていて、団体理念や意義について掲載を予定しているが、再考が必要であるため、団体の現状や今後について話し合う場を設けたいとのこと。当初の依頼内容であるホームページの作成は視野に入れつつ、まずは団体メンバーでの話し合いの場を設けるべきであるということになりました。

 

第1回派遣(令和4年9月4日)

団体の現状、課題、今後の方向性について、人材からの問いかけに答える形で自由に話し合いを行いました。

参加したきっかけやメンバーを増やしたいと思うか、活動を知ってもらうためにはどうしたらいいと思うかなどの問いに対し、参加されたメンバーからは忌憚のない意見が述べられ、それぞれの考え方の違いが明らかになりました。

 

第2回派遣(令和5年2月26日)

前回の内容を受け、現状の認識やメンバーの想いの共有などを目的としたディスカッションを支援しました。「にこパパ」を一言で表すとどうなるかや、「にこパパ」の外部からの印象などについて話し合い、参加者の積極的な意見交換が図られました。

当初の依頼であるホームページの作成ではなく、まずは、取り組みやすいチラシを実際に作成することとなり、次回に向けて、団体として対外的に発信するチラシの内容をそれぞれ考え、持ち寄ることになりました。

 

第3回派遣(令和5年6月11日)

チラシ作りのワークショップを実施し、人材が作成した資料「チラシの5W1H①②③」をもとに、情報発信のタイミングや相手方、発信の方法を想定し、発信する内容を吟味したうえで、各自でチラシのレイアウトを作成し、発表、講評しました。「活動内容がよく分かるチラシ」や「メンバーを募集するチラシ」などが作成され、各メンバーが広報に何を期待しているか、何を発信したいと考えているか、具体的に共有することができました。また、情報発信にあたっては団体としての明確な自画像(団体が外部からどう見えているのか)を描きながら考えていくことが大事だということを伝えることで、ホームページを含む広報全般の基本的な観点に触れていただき、ターゲット別に広報の仕方を考えることが大切だと認識していただきました。

団体との話し合いの結果、派遣に一区切りをつけたため、具体的なホームページ内容についての結論には至りませんでしたが、その内容の検討に至る前に団体内で行っておくべき協議や準備があることに気付いていただき、その協議の場をどのように進めるかを今回の派遣を通じて知っていただきました。

 

 

【派遣先団体のご感想】

今まで、メンバー間で団体の方向性や展望、広報に関して、あまり話し合う機会がなかったので、とても有意義な時間となりました。考える為のツールなども準備してもらえたので、メンバー全員が主体的に取り組めたのではないかと思います。親身に寄り添っていただき、感謝の思いでいっぱいです。

 

 

地域公共人材は、団体が抱える課題や困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。私の団体も派遣を受けたい!と思われた際は、大阪市市民局地域力担当地域連携グループまでお気軽にご相談ください。

 

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団体名:大阪市市民局区政支援室地域力担当地域連携グループ(地域公共人材バンク)

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