みんなの活動報告内容

生野区まちづくりセンターの武田です。
今回は2023年12月9日(土)13:30〜16:00に開催しました「まちづくりフェア2023」の様子を少しお伝えさせていただきます。

 

毎月1回生野区まちづくりセンターが開催しています「まちカフェ」も兼ねて「第79回まちカフェ」としても開催させていただきました。

 

今回のコンテンツ

2023年12月9日(土)に生野区役所6階の大会議室にて「まちづくりフェア2023」を開催しました!
次年度以降の事業の参考になるものとして、生野区を中心に各地の素敵なコンテンツをご用意しました。

 

ステージ

14:00から3つの事業例の発表を行いました。
○生野南地域とハウディ日本語学校の交流のお話
○東中川地域まちづくり協議会「ワンディパーク」-小学校に動物園やジャンボスライダー!-
○IKUNO SHOGI CLUB -将棋による男性の居場所作りの道のり-

 

ブース出展

○地域防災+高知防災
○スマホ教室
○100歳まで歩いて暮らせるまちプロジェクト(100PJ)
○FPファーム
○ひとひとケアクリニック
○ユミコム
○NPO連絡会
○大阪市市民活動総合ポータルサイト(シミポタ)
○IKUNO SHOGI CLUB
○プライドセンター大阪&里親支援機関 結い
○生野区役所地域まちづくり課
○生野区まちづくりセンター(19地域の事例紹介)

 

ステージの様子

 

生野南地域とハウディ日本語学校の交流のお話

ハウディ日本語学校の生徒さんと生野南地域の方々との交流の話をしていただきました。
地域の方々がご厚意で浴衣を寄贈してくださったこと、その浴衣を着て盆踊りに参加したことなどを発表していただきました。

 

イイカインさんはミャンマーの民族衣装を着て登壇してくださいました。
質問にもしっかり笑顔で答えてくださっていて、地域で良い交流が生まれて育まれているんだなぁと感じました。

 

今後も生野南地域とハウディ日本語学校との交流は続いていきます。

このように互いの文化の違いや日常生活の違いを知りつつ、同じ部分も知っていく良い機会になっていくように生野区まちづくりセンターも色んな地域で一緒にお手伝いをさせていただきたいと思っています。

 

 

東中川地域まちづくり協議会「ワンディパーク」-小学校に動物園やジャンボスライダー!-

東中川地域まちづくり協議会の方々が取り組まれた「ワンデイパーク」の事例紹介をしていただきました。

 

過去に2日間に渡り開催していた「夏祭り」がコロナ禍で出来なくなり、担い手の方々への負担も考慮して事業を再開するにあたって「ワンデイパーク」と名前を変えて、1日だけの開催に思い切って変更されました。
運営された方々をしっかりと役割分担を決めて、それぞれの方がしっかりと自分達のやるべきことを進められたので、新しい試みでもうまく開催出来たのではと振り返られていました。

 

役割分担を決めて、その範囲で出来る人が出来る限り動くことによって、担い手の人たちの負担を軽くし、新しいことも大きなイベントも大成功に繋がるんだということが、この事例を通して伝えられました。

 

ひとつの目標に向かってみんなが向いていると、関われる時間や1人の力は小さくても組織として役割分担を決めることで、ひとりひとりの負担が軽くなり、楽しい事業が継続されていくのかなと思いました。

 

生野区まちづくりセンターとしても、地域の方々が今されている作業が少しでも「楽」になるように、少しでも「楽しく」なるように一緒に考えていけたらと思います。

 

 

IKUNO SHOGI CLUB -将棋による男性の居場所作りの道のり-

 

ステージ発表の3組目はIKUNO SHOGI CLUBの中尾さんに登壇していただきました。

 

中尾さん自身が元々「観る将(自分では将棋を指さずに、プロ棋士などの対局の観戦を楽しむ将棋ファンのこと。)」ということで「将棋」には以前から触れていたが、知り合いに1人しか将棋を指す人がいませんでした。

 

将棋人口が全国で460万人いるとのことで、生野区内にも4,000人は将棋を指す人がいてるのではないか?と思いたち、「大会を開いて将棋好きを見つけ出そう」とされました。

2022年に第1回目の将棋大会を開催し、少しずつ「生野区の将棋好き」が集まるコミュニティが出来てきています。

 

現在では生野区内の5ヶ所で定期的に将棋を指せる場所が出来、地域の方の「居場所」が広がりつつあります。

 

たとえ個人の「好きなもの」だとしても、それは多くの人にとっても「好きなもの」の可能性があって、それが「地域の居場所」になるのだということを証明し続けてくださっています。
生野区まちづくりセンターとしても将棋に限らず、「居場所」の可能性を広げるためにこれからも一緒に考えながら動いていけたらと思います。

 

 

ブースの様子

全部で11のブースに出展していただき、参加者の皆さんも興味津々で各ブースの前で話し込まれていました。
今回ブース出展していただいた方々と地域の方々が「これからの地域」のために手を取り一緒に動いていかれる機会があると良いなという思いで、ご紹介しましたので、来年度以降にコラボが実現するように、これからも一緒に考える時間を作り続けていきたいと思います。

 

 

19地域のピックアップまちづくり便り

生野区まちづくりセンターがピックアップさせていただいた19地域の事例紹介まちづくり便りは、現在生野区役所1階の掲示板にて掲載しています。
区役所にお立ち寄りの際に是非ご覧ください。

 

 

むすびに

3題の「舞台での事例発表」11件の「話題提供ブース」19地域それぞれの「ピックアップ」他!2024年に向けてたくさんの良質な情報を持ち帰っていただけたと思います。
これまで生野区まちづくりセンターが「つながった」資源は、すべて「まち協」で地域のために活動するみなさまに「お返し」「つなぎなおし」するためのものです。
「連携と協働」はお声をかけていただくところから始まります。担い手の発掘と育成はすべての活動する団体・個人における「喫緊の課題」です。

本気で打破出来るよう、2024年は新たな「連携と協働」を開くべく「進化」に向けて全力で応援させていただきます。

 

 

生野区まちづくりセンター 武田 憲典

団体名:生野区まちづくりセンター

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