みんなの活動報告内容
2024年1月27日(土)に開催された「令和5年度地域活動フォーラム 阿倍野区地域見本市 アフターコロナに芽生えたちから」に参加してきましたのでレポートいたします。
主催は阿倍野区まちづくりセンター。
会場は桃山学院大学あべのBDLキャンパスで行われました。
※BDLはビジネスデザインラボの略です。
まちセンさんの発表よると、参加者は約120名とのこと!
阿倍野区の各地域の皆さん、桃山学院大学や大阪キリスト教短期大学の学生、近隣の信金職員、一般応募の参加者などが集まり、会場は熱気で包まれていました。
参加者は10のグループに分けられ、テーブルごとに座ります。
阿倍野区長のご挨拶。
区長と副区長は最初から最後までフォーラムの様子を見届けておられました。
今回のフォーラムの3つのプログラムはこちら。
①阿倍野区内 各地域活動協議会(地活協)の紹介
②阿倍野区に通う学生らによる地域活動に関する研究・体験談の発表
③ラウンドテーブルで地域活動についての意見交換
①阿倍野区内 各地域活動協議会(地活協)の紹介
地域の紹介、活動の工夫、自慢したいこと、困っていることなどが1枚のポスターにまとめられて、とても見やすくわかりやすいですね。
地域ごとに10枚のポスターが掲出されていました。
グループごとに各地域のポスターの所に行き、まずは地域の方による説明を受け、その後質疑応答ができる時間が設けられました。
参加者は、説明や質疑応答の後に、感想を付箋に書いてポスターの横に張り付けていきます。
やはり防災の取り組みに力を入れている地域が多いですね。
②阿倍野区に通う学生らによる地域活動に関する研究・体験談の発表
続いて阿倍野区の大学生(桃山学院大学、大阪キリスト教短期大学の学生5グループによる発表です。
フィールドワークやアンケート調査・ヒアリング調査の結果をまとめた報告や商業施設を若者の居場所のハブとして活用するアイデアなど、若者目線での発表がありました。
特にキリスト教短期大学の「小柄女子のためのアパレルブランド」という提案が、若者ならではの目線で非常に興味深かったです。
プレゼンとは別に、発表内容をまとめたものも掲出されていました。
③ラウンドテーブルで地域活動についての意見交換
サイコロを振ってでた目で話すテーマを決める方式で、学生と地域住民の方を中心に活発な意見交換が行われました。
私がいたグループでは、住民からの現状報告を聞いて、それに対して学生や一般参加者が質問するような形で意見交換が行われました。
学生からの提案もあり、多世代交流の場としても良い機会になったのではないかと思います。
(参加した感想)
同じグループの参加者の信用金庫の方が学生のアイデアを聞いた上で、しっかりとアイデアを企画としてまとめれば、信用金庫としても資金応援ができるかもしれない、というお話をされていたがとても印象的でした。このフォーラムをきっかけに学生と地元の金融機関がつながるきっかけにもなったようです。
阿倍野区まちづくりセンターの皆さんは準備がとても大変だったと思いますが、地域のことをまとめたポスターはとてもわかりやすかったですし、地活協や地域住民さんとの日ごろの関係構築の成果として、とても素晴らしいフォーラムになったと思います。
また、学校との連携にも力を入れておられ、地域と学校の連携のきっかけになったと思います。
すばらしい取組に参加させていただきありがとうございました。
(取材:シミポタおじさん 尾谷伸也)