みんなの活動報告内容
こんにちは!大阪市市民局地域連携グループです!
大阪市市民局では、市民活動が活発に展開される環境づくりの一環として、ボランティア・NPOなどの市民活動を支援するための、「区政推進基金(市民活動支援型)」を設置し、行政だけでなく、市民、市民活動団体、企業がともに市民活動を育てていくものとして、寄附金を活用し、市民活動団体が行う公益的な事業に対して助成金による支援を実施しています。
大阪市:大阪市市民活動推進助成事業 (…>市民活動をしたい方へ>市民活動に対する支援) (osaka.lg.jp)
こちらの活動報告では今年度の助成事業に選定されている団体さんの活動現場を視察し、みなさまにご紹介させていただきます!!!
今回の令和5年度視察レポは・・・
「NPO法人フォロ」さんの「縁がわスペース・フォロ事業」です!
こちらの事業は、不登校の子ども達とその保護者の方同士がつながることができるよう、フォロさんが運営されているフリースクールの一部を会員以外の方も利用できるよう開放し、誰もが気軽に立ち寄れる居場所づくりを行うものです。
今回の視察では、そちらの居場所で開催されているワークショップの様子を見学させていただきました。
その日のワークショップは「かばん作り」!
ペン、リボン、ボタンやシールなど、たくさんの材料を使って飾りつけをしていき、自分だけのオリジナルのかばんを作るというものです。
教室には、色とりどりの飾りが用意されており、中には、スタッフの方が手作りされたものも!
子どもたちは一生懸命アイデアを膨らませながら、自分だけのかばん作りに取り組んでいました。
↑夢中で作業する子どもたち。すごい集中力です!
スタッフの方は、飾りつけに悩んでいる子がいれば「この材料でこんな事もできるよ」、「こっちの色はどうかな?」とさりげなくサポートを行ったり、子どもたちのアイデアをどうすれば形にできるのか、一緒になって考えておられました。
ただ「教える」のではなく、子どものやりたいこと、表現したいことにまず耳を傾けてくれるスタッフの方々は、子どもたちの安心感や自己肯定感を育む上で、非常に大きな存在になっているのではないでしょうか。
また、フォロさんは、皆と別のことをしていても、誰かと同じ場所で、同じ時間を共有するだけでも安心感につながるという思いを持って活動されています。
このワークショップも、必ず全員が参加しなければならないというものではないとのことです。
ただそこにいるだけで、誰かとゆるやかにつながることができる場所というのは、子どもたちや、その保護者の方々にとって、とても安心できる居場所だと感じます。
もっと詳しくフォロさんの活動を知りたい方は、ホームページやSNSを是非チェックしてみてください!↓
団体情報ページ:https://kyodo-portal.city.osaka.jp/author/727/?uid=727