みんなの活動報告内容
7月27日(土)17:30〜北鶴橋小学校にて「世代間交流北鶴橋地域盆踊り大会」が開催されました。
毎年恒例の事業ですが、コロナ禍を乗り越えて地域の皆さんが力を合わせて開催されています。
今回は北鶴橋地域の方から生野区まちづくりセンターに依頼がありました。
「地域の盆踊りで多国籍の料理を出店してもらいたい」
過去に北鶴橋の地域では生野区まちづくりセンターの繋がりでベトナムの揚げ春巻きとインドネシアの揚げバナナを出店したことがありました。
●3カ国の料理が出ました
今回、ご協力いただいたのは「ハウディ日本語学校 大阪校」という生野区舎利寺3丁目にある日本語学校です。
お声を掛けさせていただいてから盆踊り本番まで2ヶ月も無い中で、先生方、生徒の皆さんのご協力によりミャンマー、ネパール、バングラデシュの3カ国の生徒さんが出店してくださることになりました。
【各国のメニュー】
・ミャンマー
モウンロウンイェーボー
・ネパール
セルロティ
・バングラデシュ
チャナチュルムリ
どのメニューも初めて聞く名前です!
手書きのメニューポップと各国の手作り国旗は地域の方が作ってくださいました。
段ボールで作った看板はハウディ日本語学校の生徒さんが手作りで用意してくださいました。
盆踊り大会が盛り上がるように、良い交流になるように、お互いに出来ることを出来るだけ用意するということが徹底されていて、とても良い思い遣りの連鎖だなと感じました。
●下準備から折り紙交流
お昼過ぎから下準備に集まってくれた生徒さんたちの手際の良さにびっくり。
聞いたところによると、今回のために何度も練習してきてくれたそうです。
下準備が終わってひと息ついている時に地域のこどもたちが合流し、折り紙やけん玉で遊んでいました。
ハウディ日本語学校の生徒さんたちに地域のお子さんが折り紙を教えてくれていたのが印象的で、大人たちが何かを言うまでもなく自然に交流が始まっていました。
生野区の未来、日本の未来の一筋の光を見た瞬間でした。
●いよいよ盆踊り本番!
さあ、いよいよ盆踊りの始まりです!
屋台の準備もバッチリ出来て、ハウディ日本語学校の生徒さんも新しい方が次々と合流して屋台を盛り上げていました。
笑顔と元気な声で販売する生徒さんたち。
裏側では一生懸命調理に励む生徒さんたちとサポートをする先生たち。
見事3カ国とも完売しました!
完売したので残りの時間は花火や盆踊りを堪能されました。
ネパールの生徒さんがダンスも得意で、やぐらの周りでこどもたちと一緒に見よう見まねに盆踊りを踊ったり、音楽に合わせてオリジナルダンスを披露してくれました。
こどもたちからは「来年も来る?」「来年もここで集合な!」とお誘いもあり、大人が間に入るよりもこどもたちが自然と受け入れて自然と仲良くなっている姿を見て良い交流の時間を作ることが出来てよかったなと思いました。
●むすびに
今回、初めての交流となりました北鶴橋地域とハウディ日本語学校ですが、地域の方々が優しく丁寧に受け入れてくださったことと、ハウディ日本語学校の方々の丁寧な準備と交流したいという思いが今回の盆踊り大会の盛り上がりに繋がったのかなと思いました。
地域の方々からは「こどもたちがあんなに楽しそうにしている姿が見れるとは思っていなかった」「若い人がたくさん来てくれると活気が出るのでよかった」といった声をいただきました。
ハウディ日本語学校の生徒さんからも「日本で初めてお祭りに参加したけど、とても楽しかった」「友達にも絶対話す」「また参加したい」といった声をいただきました。
北鶴橋地域の方からは「今後も是非一緒に何かやりたいですね」という声も上がり、今回を機に更なる連携協働が生まれていくことを楽しみにしています。
北鶴橋地域まちづくり協議会のFacebookでも報告記事がありました。
ハウディ日本語学校のホームページでも記事があがっています。
あわせてご確認ください。