みんなの活動報告内容
2024年10月12日(土)に開催されました「えほんpicnic」を見学してきましたのでレポートいたします。
「えほんpicnic」は、シミポタの登録団体である、えほんpicnic実行委員会さんの主催イベント。
2011年の第1回目から、今年で第14回目となる、歴史ある公園活用イベントです。
(2020年はコロナで中止、2021年は夏秋の2回開催)
会場は大阪市西区の靭(うつぼ)公園です。
実行委員会の代表櫻井宏充さんにイベントの目的をお聞きしました。
「西区では、マンションが増加して人口は増え続けていますが、ご近所付き合いが希薄になり、地域コミュニティでの情報共有の低下などが危惧されています。このイベントを通じて地域の魅力を知ってもらうとともに、一人でも多くの知りあい(顔見知り)を増やし、人と人のつながりを作ってもらうことを目的としています。」
この実行委員会はボランティアで組織されており、8か月の準備期間を経て1年に1回イベントを開催されています。
イベントの運営資金は、助成金や企業協賛などで賄われているそうです。
イベントのご紹介
①マルシェpicnic
飲食、物販、ワークショップなどのブースやキッチンカーなどが並んでいました。
西区万博のブースも出店しており、万博のアンケートに協力したり、西区関連のSNSをフォローすることで粗品がもらえるキャンペーンを実施されていました。
②絵本picnic
大阪市立中央図書館の協力で、年齢層ごとにセレクトされた絵本セットを貸し出してもらえます。
企業とコラボした紙製のピクニックラグを貸し出してもらえ、公園内の芝生で絵本を楽しむことができる企画です。
③わらしべmethod(メソッド)
私がおもしろい企画だと思ったのがこちら。
家で眠っている絵本を持ってきて、イベントに来ている他の人と交換をする企画です。
スタッフも肩から絵本の入った透明バッグを下げていて、交換をアピールされていました。
緑のリボンを巻いてあるのが交換したい絵本だそうです。
その他にも、各ブースでお仕事体験のできる「キッズおしごとLABO」、芝生で紙芝居などを楽しむ「青空イベント」などの企画もありました。
ちなみに「えほんpicnic」は商標登録されていますが、このイベントを他地域でもやってみたいと思ったら、実行委員会が協力してもらえるそうです。
回を重ねてこられただけあって、イベントの運営はもちろん、規約や募集要項に至るまできっちりとされているイベントだと思いました。
来年、みなさんもぜひ体験してみてください。
シミポタおじさん
尾谷伸也