みんなの活動報告内容
コロナ禍を経て実に5年ぶりに開催した地域のお祭り、
第16回目の東桃谷ふれあいフェスティバルから
自転車教習について寄稿します。
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役員も5年前とはずいぶんと代替わりして実行委員会
では以前の開催内容から見直しです。何を継続し改善
するのか、そもそもフェスティバルの目的は?
そんな中「20年ほど前に小学校で自転車の乗り方教え
てもらって『自転車免許証』ていうのもらってんけど
今年は11月から自転車の法律変わるっていうし、フェ
スティバルの中でやられへんやろうか?」との意見が
あがりました。
早速昔もらった『免許証』を頼りに区役所・交通安全
協会・警察署に開催実現に向けての問合せとご協力を
お願いに。
ところが、残念ながら以前の開催マニュアル的なもの
はすでになく、どうやっていたかわからないとの事。
参加した人も最早うろ覚えなため、あらためて生野警
察交通課のご担当者に、自転車マナー啓発になるよう
なルール講座で、実際に自転車に乗ってコースを体験
してもらう教習をしていただきたいとお願いしました。
今回は免許証ではなく当会オリジナルの受講終了証を
参加者さんにお渡しすることに。
11月24日(日)当日、模擬店出店ブースの横手に作った
教習コースにはポツポツと参加希望の方が受付にお見
えになりました。(もっと来て欲しかったけど)
「こどもが自転車に乗るようになるので交通ルールを
教えたいと思って」とご家族で来ていただいた方や、
こどもさんを参加させたいと来られる親子連れが多く
事前にこども用自転車をご用意できず、コースを乗車
せず歩いていただくことになってしまい、申し訳なく
残念でしたが、歩き参加も含めて2時間実施でおおよ
そ80名の方に受講証をお渡しさせていただきました。
「自転車教習所」案を提案した2つの狙いとしては…
「小学生は学校で年に1回交通ルールを学ぶ出前授業を
受けているし、自動車やバイクの免許を持っている方
も自転車が軽車両という意識をもって交通ルールを見
られる。免許を持っていないが普段自転車に乗ってい
る大人の方に是非受講して欲しかった」
「生野区内、また東桃谷にも多く居住している海外か
らの留学生の話を聞く機会があり、彼らの中には本国
ではあまり自転車に乗ることがなく、日本に来てから
乗り方を練習し覚えて乗る人もいるのだそうで、そん
な留学生の方たちにもルールが学べる機会だと気軽に
参加してもらいたかった」
という思いがあったのですが、今回は残念ながらその
ターゲットまではリーチを伸ばせなかった結果となり
ました。
反対に、お子さん向け需要があることがわかったのと
区内の日本語学校の先生や、区役所の安全担当の職員
さんにも興味を持っていただいたので、そういった先
ともうまく連携して、準備不足等の反省点も踏まえな
がら、また改めて自転車教習の機会を作りたいし、他
の地域でも開催していただきたいと思います。
関係各所の皆様、またどうぞよろしくお願いします!