みんなの活動報告内容

みんなの活動報告

~NPO法人 高齢者・障がい者後見人の会への派遣レポート~

超高齢社会において進展する中・高齢者の老後の問題と成年後見制度の普及・活用と支援に取り組み、また、介護サービス事業者と高齢者福祉施設の方々への法律・税務・運営相談と指導による後方支援の輪を形成する。そして、これらの活動を通して広く中・高年世代の協力を得て、高齢者に学び、高齢者を学ぶ場を設営し、誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくりを目指すことを目的に、2006年から本事業に取り組まれていらっしゃいます。

人材育成・広報・助成金・地域の福祉関係機関のアドバイスをして欲しいと地域公共人材に依頼がありました。

 

【派遣概要】

派遣先団体 NPO法人 高齢者・障がい者後見人の会

派遣人材  リーダー:阿波 雅士氏、メンバー:金山 佳子氏、石井 大輔

派遣回数  5回

支援内容  法人の事業内容を具体的に洗い出して、活動の対象を決めて、法人活動を展開するかという整理をして、その整理された内容から広報をどのように進めるのかという方向性をアドバイスする。

 

初回ヒアリング(令和6年5月30日)

どのような支援が必要なのかという観点で、代表理事の想いや目指すところを、いろいろな視点から確認する内容になりました。代表理事の想いをお伝えしてもらえたという点で、今後の取り組みをどうするかという方向性が見えてきました。

 

第1回派遣(令和6年6月25日)

NPO法人としての取り組みとどのようなことをしたいのかという観点で、できる限り詳しく把握できるように代表理事から聴き取りを行い付箋に書き出していった結果、代表理事はよくこれだけ質問してもらえたと、自身の取り組みを整理するのにとても役立ったとのことでした。

 

 

 第2回派遣(令和6年7月30日)

代表理事のライフワークとしてやり遂げたいことと、NPO法人としてやっていきたいことを分けるための整理ができるようヒアリング及びディスカッションを行いました。法人として後継者に任せていけるようにするために、どのような事業を展開するのかを検討してもらえる土台ができました。次回は本格的な法人活動について掘り下げていくことなりました。

 

 第3回派遣(令和6年8月20日)

法人活動としての、具体的な対象や方向性を提案させてもらいながら、何からスタートできるのかを確認するためのディスカッションを行い、まずは行政書士を対象に死後事務等のこれまでの活動への協力者を募るための勉強会をすること、自治体に対しては他の自治体で終活登録を実施している情報をより必要性を伝えるためのリサーチを含め、まとめて提言すること、高齢者福祉に関連する事業者に活動をアピールすること、おひとり様を抱えている家族の相談窓口になることが明確に共有できた。

 

 

 第4回派遣(令和6年9月17日)

広報物として、当初はホームページ制作につながる支援にする予定だったところを、介護サービスをしている事業所等に直接案内を送ることが、契約に結びつける確率が高いという想定から紙媒体の広報物を作る方向性を提案し、広報物作成に必要な情報を整理し、次回派遣日までに提出してもらうことになりました。

 

 第5回派遣(令和6年10月8日)

広報に必要となる、ターゲット(65歳以上のお葬式や納骨のことが気になる方)、サービス内容(勉強会+個別無料相談会)を軸に、キャッチコピーやプロフィール、信頼してもらえる情報等を洗い出し、ターゲットを明確出来たことや広報に必要となる情報を提供することができました。

 

【派遣先団体のご感想】

ほとんど代表理事一人で企画・セミナー・広報を活動しておりましたが、今回の公共人材3氏との会議により、代表理事自身を客観視して観ることができました。大いに良きアドバイスをいただき、今後の展開に生かしていきます。メンバーを増員したく考えました。

 

あなたの団体のやりたいことを、わたしたち「地域公共人材」が応援します。

地域公共人材は、団体が抱える課題や困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。私の団体も派遣を受けたい!と思われた際は、大阪市市民局地域力担当地域連携グループまでお気軽にご相談ください。

 

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