みんなの活動報告内容

12月15日 港区民センター(港区土地区画整理記念・交流会館内)にて、「お正月」をテーマとした日本人住民と外国人住民の料理交流会を実施しました。
 
この日は日本人住民16名、外国人住民17名(台湾、インド、シンガポール、中国、パキスタン、フランスといった様々な国と地域の方々)が参加し、日本人住民・外国人住民混成の4グループに分かれて、台湾の湯圓(タンユエン)と日本のお雑煮を作りました。
 
湯圓は、五色の白玉団子を丸めてゆで、黒糖生姜シロップと一緒に食べるお正月の料理で、弁天町駅近くにある「台湾キッチン」の陳洳豔(チン・ジョエン)さんを講師に迎え、作り方を教えていただきました。講師の陳さんからは、作り方の説明だけでなく、縁起の良い言葉が書かれた「春聯(チュンリエン)」という赤い紙を参加者に配り、その言葉の意味についても解説していただき、グループで和気あいあいと見せ合う様子が見られました。日本人住民の方からは「台湾と日本の料理の共通点、違った点を知ることができてよかった」という感想がありました。日本のお雑煮をはじめて食べた外国人住民の方々の中には「すごく美味しかった。お正月に作ってまた食べたいです」と話す方もいました。そして「とても楽しい経験になった。ぜひ来年もイベントを続けてほしい」という声が聞かれました。
 
今回の料理交流会では、日本人住民と外国人住民が共同作業を通して交流することで、異なる文化を学ぶとともに、様々な国の人々と交流できる貴重な機会になりました。今後もこのような取組が定着し、日本人住民と外国人住民が互いの理解を深め、多文化共生のまちづくりが進むことを願っています。
 

五色の白玉を丸める参加者


 

グループになって一緒に料理


  

出来上がった湯圓(左)とお雑煮(右)


 

台湾の「春聯(チュンリエン)※」を見せ合う参加者
※春節に家の門を装飾する縁起物


 

参加したみなさんで集合写真


 
※関連活動報告投稿
「日本×台湾料理交流会」が大阪で開催 多文化交流の架け橋となる美食イベント | 大阪市市民活動総合ポータルサイト
 
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団体名:一般財団法人日本国際協力センター 関西支所

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