みんなの活動報告内容
シミポタ運営事務局です!
阿倍野区の商業施設「あべのキューズモール」
そこで夜中に「サバゲー(サバイバルゲーム)」が行われる!?
との情報を聞きつけ潜入してきました(^^)/
※「サバゲー」とは?
サバイバルゲーム(通称サバゲー)とは、BB弾を発射するエアソフトガンを用いるレジャーです。 2つのチームに分かれて、実際に撃ち合いながら陣取り合戦などを行い遊びます。 競技人口は約35万人。
ほんと?!
21時の閉店時間までは、いつものにぎわいと風景です。
しかし、よく見れば店内に大きな荷物持った人が歩いています…
あべのキューズモールスタッフに導かれ
所定のバックヤードの部屋にたどり着くと…
何十丁もの「エアガン」が並んでいます!!
今回は「BB弾」を一切使用せず、赤外線の「ファスガン」を使います。
なるほど。施設や商品を万一にも傷つけることなく
より安全にゲームを楽しめるわけです。
さらに時間が過ぎると…
参加者たちが続々と集まってきました!
その数今回は40名。募集をかけたところ一瞬で集まったそうです。
女性参加者もいらっしゃいます。
「こんばんは!」「よろしくお願いします!」
初対面、という方々も
おう!と何度も顔合わせるお馴染みさんも
めちゃ!礼儀正しい参加者の皆さんは「お着替え」を始めます…
種明かしすると、こちらは3月1日に開催されたイベントで
以前(2024年5月)にお話を伺った「あべのキューズモール」さんの
若者との連携協働の一環!
前回は「鬼ごっこ」されていましたね!!
今回は「大阪公立大学」の学生さんの企画を実現させる形で実施されました。
とは言え(笑)
前代未聞というか、なかなかびっくりです!
閉店後の(お店内は使用しない)フロアに
学生さんたちや専門スタッフが「パーティション」や「テント」で「障害物」を作り舞台を整えます。
ゲーム開始前、説明を受ける全参加者!
ある程度想像はしていたものの、それを超える「重装備」に、普段のキューズモール店内とのミスマッチに口が開いてしまいます(笑)
━「装備総額はいくらくらい?」(素人質問!)
「人によりますが10万から50万くらいですかねぇ」(!)
━「一番遠くからの参加者は?」
「横浜から来た人かなぁ」(!!)
━「このような場所でサバゲーをするのはどうですか??」
「とてもテンション上がります!もしかしたら世界初じゃないですか?普段は、専門の施設以外だと、山の中やキャンプ場などお借りしたり、廃墟になった建物をお借りして開催します。このようにさっきまで営業していて、明日も普通に営業する場所でプレイできる機会を聞いたことがありません」(ベテランプレーヤーさん談)
━「赤外線なので、ぶっちゃけ装備は必要ないものもあるのでは?」
「(笑)はい!ほんとは銃とセンサーがあれば、あとはいらないです!みんなテンションUPのためですから~ 見ててください、ゲームが進むとみんな装備を脱いでいきますよ。重いし、暑いので(笑)」
とにかく楽しそう!楽しんでおられます。
そうこうしているとゲームがスタート!
1チーム10名で2チームが10分間で対戦(総当たり)「いざ!スタート」
赤外線は遠い距離まで射貫くので、慎重に間合いを詰めていきます!
見ていて分かったのは「サバゲー」は「チーム戦」
お互いにサポートし、声かけ合いながら進めていくと、その人のことが良くわかってくるといいます。
「企業のチームビルディング研修や、高齢者の方のリハビリや交流に使われることも多いんですよ」と参加者が教えてくださいました。
BB弾ではないので、会場を傷つけないし、目の前で写真撮ってても大丈夫。
赤外線で正確にヒットがわかりますので、良いところまで攻め込んでいってやられた時「ナイス!」と射貫いた相手に声掛けして、後ろに下がっていきます。スポーツですね~!
本格的な重装備の方が多いですが、中にはものすごい軽装の方もいます。
そういえばオリンピックメダリストで「無課金おじさん」ってブームになりましたよね?
実力があるってことかな?(笑)そこはわかりません~
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「サバゲー」と商業施設
閉店後の夜中。朝まで続き無事故・大成功で終えたこのイベント。
このある意味「ミスマッチ」は「あべのキューズモール」さんの
若者と連携しようという考え、商業施設の在り方を考え続けていこうとの
試行錯誤の中でチャレンジされ
そこに「こんなことやりたい!」と情熱込めた大学生の企画がコラボして実現しました。
※40名の猛者たちを束ねる「大学生」は19歳の大学1回生!
その彼が一番の「猛者」でしたね~
ゲーム、スポーツとして楽しまれる愛好者・参加者の皆さんは
「絶対にルールは守る」とおっしゃり、実践されていました。
「そうしないと、勘違いされ次に楽しむことができなくなるからです」と。
若い「大学生」の企画力と実行力
そしてそれを受け止めた「商業施設」のチャレンジ
はじめて見聞きし体感した「サバゲー」の世界
どれもとてもステキで、すがすがしい気持ちにさせてくださいました!
一緒に見学していた「市民活動」の担い手も
「今度は参加者でやりたい!」「めっちゃ深い」と絶賛でした~~
(シミポタ運営事務局)