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ローレルハイツ大淀振興町会への派遣レポート~

ローレルハイツ大淀振興町会は北区本庄地域16町会の一つで、町会内に本庄地域集会所である本庄会館があります。

ローレルハイツ大淀振興町会が属する本庄連合振興町会では、こどもからお年寄りまで世代を超えた交流を深めるための各種行事・イベントを、本庄会館を中心として実施しています。

本庄連合振興町会としては、地域活動の拠点となっている本庄会館の安定的な運営や次世代への引継ぎを見据え、本庄会館の管理運営に関わる組織の法人化を検討しており、そのメリット、デメリット等についてのアドバイスを希望するとともに、法人化が難しい場合には別の方法がないかどうかについてのアドバイスもほしいということで地域公共人材の派遣依頼がありました。

 

[派遣概要]

派遣先団体 ローレルハイツ大淀振興町会

派遣人材  リーダー:池田 弘志氏、メンバー:宮永 富雄氏、小谷川 勝

派遣回数  1回

支援内容  今後の町会の安定的な運営や次世代への引継ぎを見据え、一般社団法人化を検討するにあたって、法人化並びに法人運営についての支援、法人化が難しい場合には、別の方法をアドバイスする。

 

初回ヒアリング(令和7年1月30日)

本庄会館の存続を図るための検討課題として、

  • 本庄地域活動協議会が認可地域団体になり、土地及び本庄会館の管理運営を引き継ぐことができるか?
  • 他の地縁団体が土地及び本庄会館の運営管理を引き継ぐことができるか?
  • 現在の本庄会館の運営委員会が法人格を取得して、土地及び本庄会館の管理運営を引き継ぐことができるか?
  • 一般社団法人、一般財団法人、NPO法人それぞれのメリットデメリットはどんなものがあるか?
  • 本庄地域活動協議会の構成団体から、本庄会館の今後の管理運営にあたっての事務等の負担の分担についての理解が得られるかどうか?

などの課題が浮かび上がりました。

 

第1回派遣(令和7年4月14日)

・経過と現状から、法人化を選択しない案、土地の管理を一般社団法人化する案、土地の管理と本庄会館の運営を含めて一般社団法人化する案を作成し、説明しました。

いずれにしても、地域内での役割分担や事務負担の平準化が必要と言うことを説明し、質疑応答、今後の方針の検討を行いました。

・土地の譲渡にあたってかなりの経費が掛かった記録があり、一般社団法人への土地の譲渡についても経費が高額になる恐れがあるという意見が出ました。

・一般社団法人化は土地の譲渡を含む必要経費を把握しないと、議論の俎上に載せることは難しいという認識に達しました。

・提案した案を個々に整理したことにより、地域としては、本庄会館の継続的な活動を必要としており、現状を地域内で共有化し、対策を講ずることが先決だとなりました。

 

第1回派遣での検討の内容を基に、本庄連合振興町会として今後の対応を検討され、「本庄会館の敷地については現状維持とし、本庄会館の管理運営について、地域全体で認可地縁団体の事務も含めて行うことになりました。」とのご連絡を頂きました。

第1回派遣及びその後の地域内での話し合いにより、法人化の検討は行わず、敷地を含めた本庄会館の管理運営については、本庄連合振興町会全体で役割を分担してすすめていくこととなり、派遣は終了することになりました。

 

【派遣先団体のご感想】

今回の地域公共人材の派遣を受けて、会を重ねるごとに、地域のニーズに答えていただき、今後の活動を進める上で、有意義な派遣活動となりました。派遣された人材は、課題やニーズに合った人材でした。この事業を広く周知すると、利用者が増えると思います。とのご意見を頂きました。

 

あなたの団体のやりたいことを、わたしたち「地域公共人材」が応援します。

地域公共人材は、団体が抱える課題や困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。私の団体も、こんな悩みを抱えている!何とかならないかな?と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。私の団体も派遣を受けたい!と思われた際は、大阪市市民局地域力担当地域連携グループまでお気軽にご相談ください。

 

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