みんなの活動報告

～常盤地域活動協議会への派遣レポート～

常盤地域活動協議会は、西側を阿倍野筋、南側を阪神高速松原線に囲まれた阿倍野区でもかなり広い地域で活動しています。今回は、地域に対し広く、平等に情報発信・広報活動を行うため、既存のホームページの運用を強化、改善したい。そのため、団体役員が「Wordpress」を活用したHPの運用をできるよう指導・アドバイスをお願いしたいと地域公共人材に依頼がありました。

【派遣概要】

派遣先団体　常盤地域活動協議会

派遣人材　　リーダー：阿波　雅士氏、メンバー：京　里美氏、染谷　昌輝氏

派遣回数　　５回

支援内容　　団体の情報広報部会のメンバーが、WordPressを活用したホームページの運用ができるようになるための支援を  する。

初回ヒアリング（令和７年８月２０日）

シンプルに喫緊の課題となっているホームページの更新業務を進められるようにしたいということだと感じました。その背景は、ホームページ制作を外注していた時の担当者からの引継ぎの機会にかけていたからだとわかりました。専門性を求められるホームページの更新業務だけに引継ぎしづらい環境があったことがわかりました。スキル取得がメインなので、そこに集中しつつも、素材を使ってどう見せるか、どんな情報を発信できるといいのかを共有できるところまでを支援の対象にしたいところです。

第１回派遣（令和７年８月２９日）

全メンバーが、ホームページにログインできるようになりました。ここに時間をかけることで、派遣のスタートラインに立つことができました。苦手意識を乗り越えるいい機会になりました。そして、WordPressの管理画面の説明と、過去の投稿内容を見ながら、どのような取り組みがされてきたのかを確認しました。また、今後更新するところを明確にして、次回に入力操作できる下準備をしました。

第２回派遣（令和７年９月６日）

前回の復習のあと、本題の投稿画面による実践をしていただきました。

第３回派遣（令和７年９月１２日）

事前に作成していただいた「下書き投稿」の確認を行い、実際に公開する手順通りに広報メンバーが個別に投稿できるように、とことん実践的な個別レッスンのような支援となりました。実際に、下書き投稿から、２件の投稿を公開することができました。

ほかの方も下書き投稿は完了できたので、投稿自体の問題は解決できました。

第４回派遣（令和７年１０月３日）

これまで取り組んできた投稿内容を振り返り、あらためて投稿することにフォーカスして、これから投稿を継続していけるように支援しました。

投稿とプレビューを繰り返すことができるようになったことで、着実に、広報担当メンバーの方々の身についてきたことを感じました。

第５回派遣（令和７年１０月２４日）　

用意してもらっていたブログの下書き記事を一つずつ、丁寧に確認する時間にしました。そのうえで、質問や気になることをお聞きして、下書きの記事を公開するところまで行いました。投稿のポイントを書き出して、自覚してもらうことに力を入れました。

一緒に画面を見ながら、今後も継続して取り組めることを意識してもらうことによって、双方で確認しあいながら、公開作業を進めることができました。これからは、投稿については、ホームページ更新をしてくれていた前任者とも協力体制ができるようになったことは大きな成果だと言えます。

【派遣先団体のご感想】

いい雰囲気を作っていただいたことで、メンバーのやる気が目に見えて感じ取れたことは、人材の方々の技術面だけではないお力添えのおかげと思っております。

１回１回の研修後、「次回までに・・・」と強制ではないが次の課題を示していただくことで、メンバーに具体的に宿題を提示したところ、全員こなしてきたことについては、非常に前向きな意識で取り組んでいる姿勢が感じ取れました。この点は人材の方々の進め方や雰囲気づくりの賜物と感じております。とっても満足できる研修でした。

あなたの団体のやりたいことを、わたしたち「地域公共人材」が応援します。

地域公共人材は、団体が抱える課題や困りごとの解決に向け、団体の思いに寄り添い支援を実施しています。私の団体も、こんな悩みを抱えている！何とかならないかな？と思われた方は、大阪市ホームページをぜひご覧ください。私の団体も派遣を受けたい！と思われた際は、大阪市市民局地域力担当地域連携グループまでお気軽にご相談ください。

このホームページをご覧になった感想をお寄せください。

ご意見・ご感想はこちらへ