社会課題と市民活動内容

日本の女性は、大阪の女性はどれだけ活躍できているのでしょう?

2025大阪万博ではSDGs達成が目標とされています。改めてここでおさらいしましょう。SDGsとは2015年、国連サミットで採択されたもので2016~2030年間で「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」ための17のゴール(世界を変えるための17の目標)のことです。

その目標のひとつに「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」という項目があります。しかし日本の現状をみた限り、例えば管理的職業従事者に占める女性の割合を国際比較すると低い水準であること。さらに大阪府としては25~44歳の女性の就業率を都道府県別にみると4番目に低いというデータ結果が出ています。

もちろん地域社会で輝いている女性はいるでしょう。しかし働きたくても働けない女性もいるはずです。また管理職として活躍できる資質や能力がありながら「前例がないから」というだけで管理職になれない女性もいるはずです。

大阪市には、子育て支援をはじめ、女性の活躍推進に積極的に取り組む団体が存在するほか、今後、女性を地域で支えるシステムというテーマでのSB/CB(ソーシャルビジネス/コミュニティビジネス)も誕生することが期待されます。

 

【参考】

内閣府男女共同参画局<就業者及び管理的職業従事者に占める女性の割合(国際比較)>

http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h28/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-02-13.html

内閣府男女共同参画局<都道府県別 女性の就業率(25~44歳)の推移>

http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h29/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-00-04.html

 

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