社会課題と市民活動内容
市民活動と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか?
まずは市民活動について確認してみましょう。
大阪市の定義を要約すると以下の通りとなります。
・多くの人の利益の増進に寄与することが目的
・自主的に行う活動
・ただし、営利、宗教、政治関連は除く
市民活動とは、身近な自治会や町内会、老人クラブ、婦人会など
地域コミュニティに属して行う「地域住民」のための活動をはじめとし、
下の図のように、ボランティア活動や地域コミュニティ活動、
地元企業の社会貢献活動、ソーシャルビジネスを含みます。
暮らしを営むうえで課題をもつ「誰か」のために、自分の興味や
関心に応じて、または知識や能力を活かす発想で行う活動まで
その活動内容や目的は幅が広くとても多彩です。
市民活動の中でも、みなさんがよく耳にする「ボランティア活動」は、
単発の活動や長期でかかわる活動、平日だけでなく土日祝にできる
活動など、頻度や機会も様々です。仕事の有無や経験、年齢等に
かかわらず、誰もが気軽に参加することが可能です。
また大阪市ボランティア・市民活動センター(大阪市社会福祉協議会)が
「社会のために活動すること」と周知していることから、大阪市には
社会課題解決を目的に活動する団体、企業、地域コミュニティが数多く
存在しています。
次回からは様々な社会課題をテーマとして順に取り上げていきます。
自身の興味・関心、そしてスキルを活かせるテーマやそれに取り組む
団体をぜひ見つけてみてください。
【参考】
大阪市:市民活動の紹介
http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000370910.html